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木原不動尊 長寿寺 (九州36不動霊場めぐり 19番札所 )

不知火海に突き出るように位置している宇土半島。
その根占に位置している富合町木原山は、別名を雁回山とも呼ばれている。
伝説に、鎮西八郎為朝が山頂に居城を築き、豪弓をもってあたりを威嚇していたので、空に舞う雁もこの弓を畏れて迂回したことに由来しているとの事だ。

長寿寺は雁回山尊乗院と称し、城山の東北に位置していたことから為朝は、鬼門除けとして敬い、不動明王の大威力に武運長久を祈願したと伝えられている。
開基は延暦年中(782)、伝教大師が一刀三礼の不動尊を彫刻し、その胎内に法華経寿量品を修められた事による。

功徳の霊験は、往古、大干魃に覆われたとき村人が集まり雨ごいの祈祷をしたところ、忽ち霊験が現れた。歓喜した村人が不動尊に謝徳の礼を捧げると、尊像のお手足が泥に濡れていた。
これは勿体ないと傍らの池で禊したという。

本日は、明日の春季大祭の準備をされていた。
火渡りと湯立ての荒行が修されるとのことで、九州の各地から御利益を願う人が集まってくるとのことであった。

昔から、子どものひきつけの病気が治ると伝えられ、土地の人々には「すじきり不動」とも呼ばれており、その呼び名に興味を持つところであった。

第19番
ー天台宗ー 木原不動尊 長寿寺
〒861-4153
熊本県下益城郡富合町大字木原2040
0963-57-4515


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