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東寺の五重塔

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京都南インターチェンジから国道1号線を京都市内方向へ向かいますと、大渋滞をしておりましても10分ほどで、また、JR京都駅からですと歩いてもそう遠くない場所に世界文化遺産の東寺があります。
教王護国寺といった言い方もありますが、京都の人は東寺さんとして、また数ある中でも京都のシンボルとして五重塔は親しまれております。
毎月21には弘法さんで親しまれる市が開催されて賑わいをみせ、京都駅の周辺にまで楽しい場所が増えてきております。
さて、今回は特別拝観で五重塔に入らせていただけるとのことですから、早速行ってまいりました。

実は、この五重塔。創建以来ですと4度も消失していて、いまの五重塔は1644年(寛永21年)に徳川家光が寄進したとの事です。
56メートルですから、10階建ての建物程度の高さとなります。
今回は入らせていただいたのは、1階部分。いよいよ中に入りますと、暗闇の中に様々な形が浮かび上がってきます。

板敷きの上を進ませていただきますと、中央には須弥壇上、心柱(しんばしら)。心柱とは塔の背骨でありお釈迦様の墓標、そしてここでは大日如来を象徴します。その周りには、東方に阿しゅく如来、南方に宝生如来(ほうしょう)、西方に阿弥陀如来(あみだ)、北方に不空成就如来(ふくうじょうじゅ)が配されています。
周囲の城壁に真言八祖、扉には護法八天などが描かれており、四方の主要な柱などには八大龍王も描かれておりました。

外へ出て、五重塔の北側にある池から遠くに眺めてみます。
近くからみるのもよく、角度を少し変えるだけでも様々な見え方がありますから驚かされるところです。
本日の様な季節の合間では咲き終えた桜の花びらが池に舞い降りていて、ほとりには咲き誇っている真っ赤なツツジや菖蒲のつぼみなどが競演しております。


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