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来た道、行く道、二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道

昨日の機内に、珍しい事だ。赤ん坊を連れた母親が6組いた。おもしろくも6人の赤ん坊が泣き叫び、声がそれぞれ違ったから6組だ。
最初に泣き叫んだ赤子が刺激となり、またその刺激が呼び水を誘う。
さらに一人の母親がキレ、「どうして泣くの」って叫びはじめた。すると他の母親も…
ありゃもう集団ヒステリーだな。
その時ぼんやり思い出した。「子ども叱るな我が来た道、年寄り嗤うな我が行く道」。ウチが小さな赤子を三回は経験しているからって卓越したもの言うわけじゃなけど、なぜかこの言葉を思い出した。

そして回想。この響きの良い言葉をいつ頃、そして誰から聞いたのか、それすら覚えていないこの言葉を感じながら、自分も子どもの頃そうだったのか、また、その時に自分の親は自分を怒鳴りつけていたのだろうか。そして三回の経験それぞれを思い出し、むやみに叱っていなかったろうか、怒ってはいなかったろうか感じていた。

そしていま、この言葉はいつごろ、誰がつくったのだろう、ことわざなのか、たとえ話なのか、それとも有名な詩なのだろうか、とググってみた。
この詩を詠まれた方は特定できないけれど、妙好人(浄土宗の篤信徒の方の総称)の誰かだとわかった。そして、この詩の続きが書かれてたから引用しておきます。

「子ども叱るな我が来た道だもの、年寄り嗤うな我が行く道だもの、来た道、行く道、二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道」
泉ガーデンのエレベータ

言い回しが少し違ってますけど、心に残る言葉というのは、その言葉の持つパワーだけで妙に納得いたします。
さて小生。ウチの子が成人するまでの子育ては、まだもう少し続きます。それが一段落すればいよいよ我が行く道。いやあ実に良い年寄りになりたいものです。

そうそ、機内で赤ん坊が泣いて困ったら、抱き上げて温かい手で両手で耳をふさいだら効果的だったのを思い出した。聞いた事のない奇妙なウルサイ音から守るようにして、耳元に話しかけるのです。赤ちゃんを泣き止ませる方法のひとつとして…、いざその時はどうぞお試しあれ。

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