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離婚しかないのか-その1)妊娠中の夫の浮気2

今回は前回の続き、なので途中からとなります。

そこで今回分をお読みいただく前に、前回の分、またこのカテゴリについての説明からお読みいただいたら助かります。元からの乱文、ますます話しがこんがらがって判らなくなります。
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さてご依頼主のR子さん。どうされるのかと、意思をお聞きいたしますと、結局のところ、「今回だけは黙って許してあげる」との事でした。ですから、R子さんは生まれたばかりの赤ん坊と一緒に自宅に帰られるのです。

しかし、やはり私はここで一言挟むわけです。奥さんがお帰りになってから一週間して一回だけ調査をしてみましょう、という提案です。これは、このような時ご依頼の関係を継続させていただくことで、安心感を持っていただけるだろうと考えたためです。もちろん、今までの経験から継続して行われるだろう確証はありましたが、奥さんが帰って一週間その程度は大丈夫だろうと思ったところもありますから一週間後と提案したのです。

もっともこの場合は、「相手がどこの誰であるのか」を知ることで、後々随分と有利に物事を進めることを感じることが出来ます。こちらが知っていることを、相手はまだ知らないわけですから、少しゆとりが出るというわけでして、子育てを行う上での不安要素というのは一週間後の調査実施の約束によっても随分緩和されるだろうと検討できたためでもあります。

ところが、この「ゆとり」を持っているか、持っていないか、という事よりも少し違った方向に話しが展開してしまうのでした、それはご主人が元の家に戻るか、戻らないか。といった随分驚きの内容なのでした。

それは、一本の電話からでした。
前回の約束をして、2日目。その電話がかかってきたのです。
早速お聞きしますと、それは、あれ以来一度もご主人が戻ってこない、という内容でした。

この仕事というのは耳を疑うようなことも、一般よりは多いはずなのに、その時ばかりは驚いて聞き直したのです。「え〜っと、奥さんが病院から帰ってから一度も帰ってないのですか」、「じゃぁ、旦那さんは赤ちゃんの顔を見ていないって事ですか」。

二度や三度は間違いなく継続するだろうと、そう思っていたからこそ一週間後に調査をしましょうと、そんな約束をしたのですが、あの退院の日から一度も帰っていないというのは予想がつかなかったのです。だが、帰らないというの現実。兎にも角にもこれはいけないと言うことで、早速にもその夜から調査を実施するのです。

といっても、それは会社からの帰り道を尾行すると言ったことではなくて、相手女性宅から張り込みを行うと言った事でした。
こうすれば、調査費用に無駄がないと説明した上でのことです。

そして夜、アパートでの張り込みです。
それまでにも被調査人、つまり依頼者のN子さんのご主人S郎は、決まって19時50分前後にアパートに鍵を開けて入るのでした。それはすでに初日の調査で確認されており、証拠の画像もおさえておるほどです。

張り込みを開始して一時間ほど、19時54分。
S郎さんは北の方から徒歩でアパートに近づいてきた。

アパート西側後道路から階段で2階まで駆け上がってゆく、そして部屋の正面に来て鍵を回しているのが確認され部屋の中に入っていった。そしてそのドアは翌日の7時16分まで開かれることはなかった。

次の朝、アパートのその部屋から先に出てきたのは、被調査人S郎、依頼者の夫である。

ちょうど10分後、その部屋から出てきたのは、既に顔写真をおさえてある女性、勤務先が同じであることなど以前の調査でもおさえてあるが、念のために尾行するとやはり同じ会社勤めであった。

昼間は仕事を行っているから、一旦は調査を解除して、念には念を入れる意味で再度、アパートから張り込みを行う。
しかし、カメラの前に繰り返しの現れるのはご主人、S郎は会社から一途前述のアパートへ「帰る」のです。
全く違う方向の我が家へ、生まれて間もない子どもの顔も見ることもなく、その帰宅回数は積み重ねられてゆくのでした。

今回の事例における調査料金は次の通りです。
ご参考にされて下さい。
 ○ご主人の尾行調査
   1時間あたり1万2千円×6時間=7万2千円
 ○相手の調査
   諸経費を全て含む一式として  =4万7千円
 ○後日の張り込み調査
   3日間(一日あたり6時間以内)=9万円
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 全ての合計            20万9千円

さて、ここからです。

このような状態でどうするのか、これを主体的に考えなければならないのは依頼者であるR子さん。
R子さんこそが前向きに考える、これに全くの間違いなどありません。しかし細々としたことも、「夫婦間の今までの楽しい思い出」とは別に随分と考えなければならないのです。そして今なら、まだ元に戻れる可能性もあるわけでもあります。ですからこのの時というのは、調査の報告以外のご相談回数が増えるのです。

時にはその回数によって解決してゆく事もあるほどです。
だから今回の場合も慎重にアドバイスを行う必要がありました。私の所の顧問弁護士への相談もその視野に入れつつも、出来れば離婚をせずに済むように、やはりその回数だけは増やしていったのです。

それでは、次回、本件の結論までを記して行きます。

結論を先に記しておきますと、本件は離婚となりました。

しかし、私としては奥さんのご依頼をお受けしている以上、やはりご依頼主本位にすすめたのです。慰謝料や養育費については私の所の弁護士に委任していただきつつも、離婚後の生活という最も大切な点をフォローアップさせていただけた結論まで事例形式で記します。

ただ、一回でマトメ的なものとか前回記しておりましたけれど、どうやらこれ、もう既に撤回しておいた方が良さそうです。ごめんさい。

それでは、今回はこの辺りで、失礼致します。

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