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「そばがき」これが蕎麦店をおすすめできるワケ〜しみず

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この店の住所は「橘通」であるが、いわゆるニシタチではなく、ヒガシタチ。
橘通はニシとヒガシにわかれていて、ニシタチのにぎやかさとは反対にビジネス街になるから夜などはひっそりとする。

「橘通2丁目」交差点を東に入る。すると一筋目の右向かい角にシックな建物がある。コンクリートので壁面で囲まれた二階建て、ここが「蕎麦処 しみず」である。

「吟匠庵」についての日記でも書いたように、この店も一茶庵の手打ちそば教室プロコース卒業生の店舗紹介に名を連ねるが、ただの卒業生ではない、いぶし銀たる風格が「しみず」のオヤジの「そばがき」に備わっている。

その「そばがき」には滋養さというか、宮崎の蕎麦文化を引っ張ってきたであろう、清水さんの人なりを感じさせていただいたのです。そもそも蕎麦の魅力は、蕎麦切りだけで測れないと思う事があって、むしろそば店ではこれだけを食べる場合もあるほど好きだ。
この作り方は、蕎麦粉を多量の水で溶いてから煮る、もしくは、熱湯で溶いて煮えた状態にするかの、簡素な食べ物で、そばきりよりはるか古くからある「そば食」。故片倉康雄氏は「手打ちそばの技術より」にてこう記している。

「今の世の打ち方を知らざめれば、ただそばがきとなし、あみづらつけて食ひたりけん…」いまの世の打ち方、つまり、当節では当たり前になっている、そば(そばきり)に打つ方法を知らなかったろうから、もっぱら「そばがき」にして、「あみづら」をつけて食べていたのであろう。 これが前の文の意味である。「あみづら」とは、おそらく豆醤油のたまり、柳井津のようなもの、つまり味噌のたまりと思われる。  この一文だけからでも「そばがき」が、そばきりより古くからあったことは感じ取れるであろう。  しかしながら、現在では、一般のそば店で「そばがき」を見ることは、およそなくなった。

そばがきは、消化も良くて腹にもこたえないから、体調の優れないときなど特に欲しくなる。
そしてここ”しみず”のそばがきは、小皿を使って形を半月にする一茶庵の形であるが、湯がいたモチのようにフっくらとしている出来上がりの逸品と思われます。
そばがきの練り具合など、小細工がきくものではないと思われるわけで、よほど技術が熟練していなければ、このように美味い出来栄えにあがるまいと認識しているから、ここのそばがきにはたいそう惚れ込んでしまった。

他に、鴨抜き・焼味噌・鴨焼をはじめとして、蕎麦など当然のように美味い。
宮崎市内ならおすすめのおいしいそば屋さんだ。

名称:しみず
住所:宮崎県宮崎市橘通東2-6-4
電話:0985-28-8055
11:30〜14:30 17:30〜21:00 月曜、第2日曜休



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コメント

おはようございます。
ここのブログも丸2年がたってしまいましたね!

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