月別アーカイブ: 2008年5月

被害に遭わないためにつくっておきたい親と子どものルール

前回の、「外で気をつけること、そして被害に遭いそうになったときには」からの続きです。

さて今回は、小学生や幼少期の子どもと、その親がつくっておくべきルールについて記します。
「いつもと同じ場所だから」「いつも遊んでいる子だから」と、いう子どもの言動を信じることは、親の過信であると考えるべきで、事件につながってしまうこともあります。

友達の家で遊ぶ場合でも、「いあ着きました」「これから帰ります」などの電話を入れるなどのルールづくりが必要です。また、お母さん同士のコミュニケーションも大切で、「今から車で送ります」などといった連絡をとるために、子ども同士が友達であれば携帯電話番号を教えあっておくことも大切です。

ひとりで出かけたり、遊びに行ったりする場合、次の5つのルールは絶対に守らせましょう。

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外で気をつけること、そして被害に遭いそうになったときには

前回の、「子どものために、防犯マップ&防犯マニュアルをつくりましょう」のつづきです。

さて、不審者の子どもへの声かけは、年々多様化しています。
声かけのパターンを知って、対処法を子どもに教えておきましょう。

これら、声かけのパターンは、地域別にもことなりますので、まずは、別に記してある子ども安全情報のリンク集をごらんください。

リンク先は、小学生や児童の保護者向けに作成されている安全対策のページで、その後紹介を北から順に記してあります。

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子どものために、防犯マップ&防犯マニュアルをつくりましょう

前回の、いざというとき、子どもを犯罪から守れますか?からの続きです。

さて、事件について話し合って、いろいろな対処法を考えても、実際に起こったときに冷静に対処するのはなかなか難しいものです。
そこで今回は、お子様とご一緒に、防犯マップの作成をされる事をお勧めいたします。

これは、親がつくって子どもに持ち歩かせるのではなく、家族で相談しながらつくる事が大切です。
一緒に作成することで、小学校から自宅への帰り道、人通りが少ない場所や、暗くて怖い道を確認させ、交番の場所や、子ども110番の家などの安全な場所と、非難できる箇所を再認識させることが必要なのです。

防犯マップをつくるにあたっては、子どもの通学路や家の近所を見直しましょう。
危険な場所や、いざというときの避難場所をしっかりと把握させます。

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いざというとき、親が子どもを犯罪から守るための方法

子どもを狙った犯罪の被害者にならないために

ひと昔まえなら、子どもが親によくいわれていた、「ごろごろしてないで外で遊んできなさい」という言葉も、最近ではそうはいきません。

現在は、自分が子どもだったころの安全な社会ではありません。
誘拐や強制わいせつ殺人など、子どもや女性を狙った犯罪は年々増えつづけ、その多くが「だれでもよかった」「たまたま目についたから」という、犯人の目的が曖昧な行き当たりばったりの犯行です。

今回は、自分は、大丈夫、うちの子に限ってはという過信をあらためていただこうと、記してまいります。
ほんの一瞬の心のゆるみが、大事件につながってしまいます。
日ごろから、周囲の様子や状態を把握して、ときおりチェックをしていただくことが、一番の防犯対策となります。

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新しい朝が来た

東の空が明るく冴えると、透明な光の束が窓からたっぷりと射し込んできた。今日の一日を輝かせるだろう朝の光だ。

毎日同じ営みの繰り返しに見えていたこの朝の光も、実に今日の空気は異なりを感じる。
庭に出ると若葉が萌えていて、しば苔には昨日の雨が滴る朝。ツツジの彩り…どれもこれも、今日のこの朝は新しい朝が来たようにも感じられた。

しかし、ボクはふと立ち止まる。この朝も昨日も一昨日も、もしかしたら今朝と同じ空気と朝の光に包まれていたのだ。

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