月別アーカイブ: 2007年4月

やわらかで傷つきやすい心を守る本

盾 SHIELDタイトルに引かれて手にすると絵本。
どんな年齢層を対象にしているのかと購入した。

話しは、誰とでも仲良く出来て大人の期待に応えようとするコジマと、あまのじゃくで反抗的なキジマが「盾とはシールドとは」と探し求めながら成長してゆく姿を描いた内容で鮮烈な印象が残った。

主人公はとある町に住む少年コジマとキジマで、二人は幼馴染み。
だが、まったくタイプが異なる二人。
そんな事もあって周囲の大人からよく比較されます。

ある時、二人は山に住む名なしの老人から人間の体の中にはとても大切なものがある。
それはとってもやわらかいもので、どうにかして守っていかなければならない。
それには「盾、シールド」が必要だと教えられます。

優等生だったが回りの期待に押しつぶされて引きこもりになったコジマ。
しかし、その挫折の中から安らぎを得られる仕事を見つけ出す。さらに試行錯誤しながらも多くの技術を得ることで自信を取り戻し新たな挑戦を始めます。

一方、大会社とその組織に守られて重役のポストにまで登りつめるキジマ。
しかし、リストラされて全てを失ってしまいます。時代の変化に対応できなかったのです。
そして、死に場所を求めて故郷へ向かいます。

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長岡京市のうまい洋食店「グリル ダイマツ」

学童保育ってご存じかしら。
小生、小学校は低学年から終礼と同時にこの学童保育〜ひとり下校しておりました。
まあ、これが自分で調理する事の喜びを覚えた教えていただいた「グリル ダイマツ」さんとのご縁のはじまり。

下校時のある日、店の表に出ていた今のご店主に声をかけていただいた。
それからフレンチトーストの作り方を手ほどきいただき、ご馳走いただくように可愛がっていただいた。
でも、中学にはとんと行かなくなった。
このご縁といい、また何時もキャッチボールをしてくれた近所の梶さんといい、思えば数々御世話になりっぱなしな事を思い出したのが一年ほど前。

でも未だこのお店を再訪しても、名乗れずにいる小心者の小生。
何だか自分が随分なオッサンになってるのと、もし思い出して頂けないと、等と勝手なととまどいを感じているためで、早くお礼をひと言、と思いつつ日ばかりが経っております。

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鹿児島焼酎の素材

鹿児島の本格焼酎は、香りや味に原料の持ち味がはっきりと現れます。その原料には、サツマイモ・黒糖・麦・米・蕎麦などがあり、これらを飲み比べると楽しいものです。
ここでは鹿児島でつくられる焼酎をその原料別にご紹介します。

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いも焼酎に大切な3つの麹

いも焼酎の魅力を支える味は、アルコール分以外の微量成分によるもの。
この微量成分には麹の力が大きく作用しています。
焼酎に使用される麹菌は、黄・黒・白の三種類それぞれの特性を活かして焼酎は造られているのです。
よって、うまい焼酎の見極めにはまず麹。日本酒なら酵母の方が影響が高いですが、焼酎は酵母より麹です。本格焼酎の品質や味を決めるのは、麹と蒸留といっても過言ではないでしょう。

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いも焼酎の水にこだわってみる

自然豊かな鹿児島は水にも恵まれている。
焼酎にかぎらず、酒には良質の水が必要だが、焼酎における水には、仕込みに限らず「割り水」に使用する水によって、焼酎の味が大きく左右されてしまう。

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知っておきたい焼酎の製造工程

サツマイモや黒糖が原料の鹿児島の焼酎造りには、古来の技術が受け継がれています。
伝統の技術に各工程(仕込みや蒸留・貯蔵・熟成など)で蔵独自の製法が加えられ、今なお、個性豊かな焼酎が生み出されているのです。

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鹿児島の蔵

鹿児島県内のほとんどの市町村には焼酎の蔵元があります。
まるで、一村一品ならぬ「一村一酎」といったところで、同じ原材料でも蔵元によって味わいも様々です。
ここではその銘柄も豊富な鹿児島蔵元の焼酎を地域別にして蔵元の代表銘柄と共にご紹介します。

  1. 鹿児島〜南薩摩の焼酎蔵
  2. 鹿児島〜霧島・大隈の焼酎蔵
  3. 鹿児島〜北薩の焼酎蔵

鹿児島〜北薩の焼酎蔵

焼酎造りの命ともいえる「麹」には米が不可欠です。
薩摩半島北部は川内川の豊かな水系に恵まれて、良質の水と米がとれることから、蔵の数、焼酎の生産量とともに、鹿児島県内有数の規模を誇っており、全国的に人気の銘柄も多数あります。

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