月別アーカイブ: 2006年8月

夫婦の嘘

8月も最終日。写真は滋賀県の北部あたりの茶店でお出し頂いたのでございまして、中にはよく冷えた番茶がたっぷり。この夏も様々な方とお出会いをさせて頂いたなあと感謝しつつ黄昏れた時間を過ごしておりました。


机の上に置かれたこれら風景というのは、少し前なら日常的な日本の風景であったはずなのに今ではこの様なところでないと日常がない。そう言った日常・非日常という意味では、特に今多くの家庭の中では見られない非日常の家庭風景なのではないか。もしも日常の中の一息、嘘でも良いから自分の家庭にこの様な風景が現れたなら、難しい問題などやり過ごせる日々がくるのかもしれない。当たり前の日常として。

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手打ち蕎麦 遠来

1970年代関西フォーク界として有名だったミュージシャン友部正人さんの曲、『遠来』。この方の曲名をそのまま店名にしているお気に入りの手打ち蕎麦屋さんが京都にある。

遠くから来ると書く遠来は、何となく哀愁を感じる言葉であるが、遠くから来ると書く。来る、ならぬ出張族の小生の場合は遠くに行く事が多い。遠くに行けば遠くのことを様々と感じるのだけど、実は自分がいつもいる土地について、その遠くの土地を通して感じたりしていることも多い。これは比較なんて事ではなくって、むしろその場所が礎になっているといった事であり、また、自分の土地が礎になっていたりして増幅したりする感動のようなことであり、いくら遠くでもその感動がない土地もあれば、感動ばかりの土地もある。何にしてもその土地にいる今がどう感じているのかという事こそ大切なんだろう。

この曲をはじめて聴いたときそう感じたのを覚えている。

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博多ひょうたん寿司

天神の相談室近くで軽く食事。
それも少しだけ旨いものとリクエストを受けた場合こちらにお連れしている。お値段がとても手頃だからだ。

ただし、殆ど毎日行列が出来るから、11時15分には前には待っている必要がありますよ。
そうしないと人の行列のあとに並んで食べる事になる。
小生、並んでまでと言うのは大嫌い。なので、開店前に行って待つ。これなら、ただ開店前を待っているわけで、並んで食べるのと違う。なので我慢できるのだ。

まあ、こんな変な理屈は置いておいてもこのお店は、ネタが超新鮮です。

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円満院の名水

門跡寺院は17ヶ寺。そのうち近畿三十六不動尊霊場会内の門跡寺院は8ヶ寺、「青蓮院」「曼珠院」「聖護院」「実相院」「仁和寺」「大覚寺」「三宝院」、そして「圓満院」です。
近畿三十六不動尊霊場を順打ちでまわれば第25番霊場、滋賀県内では最初の寺院で門跡寺院としてはこちらのみとなります。(円満院は本来のところ圓満院と記しますが、ここでは便宜上円満院と記します)

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奥さんにモテル事こそ理想的

昨夜は土曜日。京都の繁華街とりわけ祗園に出たのですが、似合わない洋服を身にまとっている男性、それも取って付けたような装飾的時計やアクセサリーというのは何とも目に付いて嫌悪感を感じる。何に盛んなんだろう、そんな男性を見受ける度に考え込まされるのですよ。

はやりのレオンなんてのを読んで、ちょいワルおやじというのも、何だか高校生デビュー(通じないかな)みたいでしらけるのね。今さらワルもないだろう本物になるわけでもなかろうに、と。だから普通の背広で良いじゃないのかなあ、その方が似合ってるように思えます。

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厚木のトンカツ『とん吉』さん

厚木で美味いものとなりますと本当に様々とあります。たとえば「梨」もそうなのですが、心を込めて作っておられる方とお出会いさせて頂く度そう思う。

だからこそお店側でも気合いを入れて作られるのだろうと思う。
ですから、美味しいものを提供されているお店がとっても多いのです。

それがゆえ何を扱っているお店にしようかと、朝・昼・晩とその食事の度に迷う場所なのであります。

そこで、今回どのお店からにしようかと、随分と考えたのです。

そもそも個人的に御世話になっているお店もとても多いので尚更です。しかし、まず今回は全くご縁のないところと申しますか、はじめて一人で入ったお店。そんなお店からご紹介させていただく事にいたしました。

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京都の六地蔵巡り

京都市内を歩いていると、大小の通りが縦横に交差しております。そんな中でも車一台がようやく通れるくらいの通り道が交差する交差点。これは「辻」と呼ばれておりますけれど、この辻や路地の奥あたりに地蔵菩薩さんの祠が本当に多い。

おしょらいさんの送り火から1週間が経ったのでしょうか。昨夜はもうそのお地蔵さんの周りに大人やら、子どもがゴザを広げて地蔵盆をされておりました。

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チャンポンの「まつお」

長崎の四海楼に寄ったのはこのブログを始める少し前だったかと思うのですが、京都でも似たような味と言いますか、京都風の美味さのあるお店があります。

まず食材が新鮮で、イカなどコリコリと味わえますし、蒲鉾やチクワ、小エビ、もやし、キャベツなどもそれぞれに美味しさがあり、京都の和風と中華味が絶妙なハーモニー。ですからスープを全ていただいても、胸やけなどおこさないのです。

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日曜の虎柄女とジャージ男

関西、取りわけ大阪市内に多い虎柄。この夏場などに多く見られる女性のファッション、虎柄。
あの服装というのは、小生、おばさんデビューのユニフォームじゃないかと常々思っておりまして、まあ作務衣姿の多い小生が服装などどうのこうのと言えませんけれど、夫婦カウンセリングでは触れる事でもあり、今日はこの服装などについて記したいと思います。

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カテゴリ説明『出張先のこと』について

興信所調査員時代からだと、国内外と随分多くに行かせていただいている。これがこの仕事の楽しみでもある。その割には今までに訪れた場所の写真などは皆無に等しい。報告書に使用するもの以外の写真を撮っては経費の無駄になると思っていたからだ。

だけど今はデジカメ時代。いくら撮っても「フィルムの残り枚数は減らない」。

このカテゴリでは出張先の出来事や気になったこと、また綺麗な場所や印象に残った食べ物などを記すつもりです。もちろん、デジカメですからこの点で経費を気にすることなくバシバシ撮影、厳選して掲出する、その様な予定でもあります。

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