ずいぶん前に、「値段のお高いざる蕎麦だなあ」と思って口にして、流石だなぁ、値段の通りだ!と感動したお店であったのです。
久々にまいりましたので、久々にmenuを見ます。
月別アーカイブ: 2006年3月
京都のお蕎麦
麺屋○竹
何も伏せ字で記しているのではありません。
「めんや まるたけ」。こう呼ばれる屋号のこのお店は、お昼間の行列がある京都地裁の近くにあるラーメン店です。
魚介系のスープと、動物系のスープ、ふたつのスープをあわせる、いわゆるダブルスープに背脂、エビ油、ネギ油が浮いております。
写真でも判るように、一見、油っぽく思われるかもしれませんが、実はあっさりとしているのです。
そのハズだったのです。
自家製麺 岡北
特別な追記:岡北さんは2008年7月中旬まで改装中です。
必ずといって饂飩よりも蕎麦を選択するのですが、京都市内にいる場合、岡北のうどんかどこかの蕎麦といった順に考える。
四国の方には大変申し訳ないけれど、「大山製麺」や「まるいち」よりも、小生はここの麺が好きだ。
好きだとまで記すには理由があります。
まず饂飩。これは太いうどんではなくって、丸いうどん。
口に運ぶと、饂飩の匂いがする。口の中でも表面が優しくやわらかい。
でもしっかりと腰もあるうどん。
ですから、ツルツルもちもちツルツルもちもちと、熱くっても体がうどんを欲しがるのです。止まりません。
もう何度、人を連れて行ったことか判らないこのお店、出来ればあなたもお連れしたい。
広東料理 糸仙
京都の花街は、祗園甲部、祗園東、島原、先斗町、宮川町、そしてこの上七軒の6ヶ所。
路地を入ってそのまた奥にこのお店はあります。
暖簾がなあるから判りますが、無ければ普通の町家です。
その暖簾を上げて玄関の扉をあけますと、目の前に一段上がったお座敷とカウンターがあり、厨房の方から、ご主人の内海さんの振るお鍋の音、包丁を動かす音が聞こえて食欲が湧いてきます。
このお店のオープンは、昭和50年代と近くの人は言います。
足繁く通っていたのは昭和60年代、歴史を感じます。
南インド料理店「四条大宮」のティラガ
中国料理では四川や北京、広東や蘇州と各地方名が冠された料理があります。
日本に入ればそれが「日本風中華料理」とか「京都風中華料理」などに分かれ特色が出てくるようになります。
インド料理なのに中華の話しなのは、ここ京都に限らず日本のインド料理店というのは、ほとんど「北インド宮廷料理」であるから、それを総じてイメージさせているような感覚がある点を記しておきたいがため。
日本のインド料理は、インドのタミル人が日常食べているものではないのです。
かといって、日本のインド料理で出されるような、肉や油類が多用されて脂肪分も多い料理を毎日食べることが出来るでしょうか。
しかし、今回ご紹介する南インド料理なら毎日でも食べることが出来ます。
「南インド料理のティラガ」でお出しいただく料理は、本物のスパイスを使用した南インド料理のお店だから、毎日でも食べることが出来るのです。
既に、ランチは何度もそのスパイスの香りや芳醇さを楽しんでいるところですが、今夜はディナー
現在のところ知っている人も少なくて有名なお店ではないけれど、将来は京都の名店(大阪は都島が本店ですが)として定着するだろうという希望的予測からご紹介というわけです。
これまでについて
この「いままでのこと」については、小生の半生を一部フィクションにして綴ってまいります。
一部をフィクションにする理由はいうまでもありません。私はこれまでの人生の間に様々な人との出会いや別れを体験することは勿論、依頼を受け調査を行うことでうまくいった人や必ずしもそうではなかったという人などを含めた壮絶な争いを目にしたり、またそれらの出来事やその方々からの影響を受けながら自分の人生を築いてきております。
西陣にある一本饂飩の「たわらや」さん
そばがき
蕎麦旨いですよね。お好きな方も多いのではないでしょうか?小生が蕎麦を愛する理由としては、次のような理由があります。今では、テレビでも健康に良いなどと言われています。ルチンが含まれているからなんですが、それが血流を良くして高血圧にも効果的だということです。それに日本人は、昔から引っ越しそばや、棟上げそば等、新しい門出への祈りを込め蕎麦を振る舞ったりしてきました。金箔をのばしたり金粉を寄せるために、蕎麦粉が使われていたので、商売繁盛を願う商家の「晦日そば」が生まれ、さらに興行の「大入祝いの蕎麦」となった事も、麺の長さと長いお付き合いなど語呂合わせでとはいえ、なにか清めや祓いの意味合いが含まれている様にも思うのです。
このカテゴリ(麺)について
ここは、小生の大好きな麺類のカテゴリーです。いまのところ、麺すべてのについて触れるつもりはありませんが、いちおうは自分で拵えることの出来る、蕎麦、ラーメン、うどんの三種類に範囲を決めて、それでランクづけはせずに京都府内のお店に限って記事を書こうと思っています。失礼ながら二度といかないだろう店は記録もしません。なので誰かを連れて行きたくなる店が中心に、その都度に小生の正直な気持ちを記すつもりです。なので、旨くないお店であっても、以前は旨かったのに、どうして変化させるのかと言った自分のワガママのようなことは記します、京都ラーメンも旨いとここで記させて頂く事で、京都観光の折よおし一杯とご縁が繋がればと思っている次第です。
ド素人ながらに、いろんな麵をこしらえてみまして思うには、麺には様々な考え方あるということです。たとえば蕎麦は香りがすれば良いと言えるのでしょうか、たしかに目の前に来た瞬間に香りがすれば来て良かったと思えるお店も有ります。しかし、そのツユはネギはとなりますとどうでしょうか。じっくり丁寧に挽かれてゆく過程に対して、その周りに添えられるツユや薬味が組み合わされてゆくのか、それともツユにあわせた蕎麦が打たれたら良いのか。これも自分でこしらえてから感じたことでした。