明日から本番の博多山笠。
今日の博多も蒸し暑い。
博多祗園山笠には「元気に夏が越せますように」という願いが込められている。
水道も、冷蔵庫もエアコンもなかった時代、赤痢やコレラなど、その時としては恐ろしい疫病が流行したから、今以上に神仏の加護にすがったのが始まりだろう。
お祭りが、本格的な夏が訪れる前に行われるのはそのためだろう。
掉尾をかざる「追い山」は、現在7月15日早朝の神事ですが、旧暦時代は6月15日。
したがって、お祭りはほぼ梅雨の終わりごろとなります。
明日から本番の博多山笠。
今日の博多も蒸し暑い。
博多祗園山笠には「元気に夏が越せますように」という願いが込められている。
水道も、冷蔵庫もエアコンもなかった時代、赤痢やコレラなど、その時としては恐ろしい疫病が流行したから、今以上に神仏の加護にすがったのが始まりだろう。
お祭りが、本格的な夏が訪れる前に行われるのはそのためだろう。
掉尾をかざる「追い山」は、現在7月15日早朝の神事ですが、旧暦時代は6月15日。
したがって、お祭りはほぼ梅雨の終わりごろとなります。
ときに、博多ラーメンと長浜ラーメンのちがいといえば、ラードだろうか。
久留米ラーメンの真似をして、ラードを入れるようになって、これが博多ラーメンということになっている。
そして、博多ラーメンの常識といえば、白濁したスープでこってり。そんな、イメージもある。
しかし、本当の博多ラーメンはちがう。
ラーメンだから飽きそうなものの、ボクにはこの店がある。
「トキハラーメン」だ。
恒例の山笠の準備が始まっていた。
天神の相談室近くで軽く食事。
それも少しだけ旨いものとリクエストを受けた場合こちらにお連れしている。お値段がとても手頃だからだ。
ただし、殆ど毎日行列が出来るから、11時15分には前には待っている必要がありますよ。
そうしないと人の行列のあとに並んで食べる事になる。
小生、並んでまでと言うのは大嫌い。なので、開店前に行って待つ。これなら、ただ開店前を待っているわけで、並んで食べるのと違う。なので我慢できるのだ。
まあ、こんな変な理屈は置いておいてもこのお店は、ネタが超新鮮です。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまる例しなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し」…鴨長明による随筆『方丈記』の冒頭に綴られたこのフレーズは、日本人の時間感覚の象徴であるといわれる。
そこには変化しながらも繰り返される日本の季節への思いと仏教思想に由来する無常感が込められている。
「変化」が、「進歩」や「発展」を意味するようになったのは、近代以降のこと。変化をあらわす言葉「うつろい」は「うつ=空」を語源とし、空しさやはかなさとともにあり続けてきた。
空しくはかないものであるからこそ、日本人は一瞬のときを愛し、うつろいゆく風物に想いを込めて、「花鳥風月」に代表される四季の意匠で衣食住を飾り、さまざまな年中行事で日常生活を彩ってきたのだ。
小生にとっては、やわらやかなトンコツダシが楽しいのは博多の祗園にある「うま馬」のラーメン。あっさり豚骨である。
もしも、豚骨ベースの白濁したスープへの期待を持ってこのラーメンを味わうなら物足りなさを感じるはずだ、間違いない。
むしろ野菜の甘みがあったりしているためだ。
平たい細麺が、このスープによく絡んでいて、今ごろの年齢になってくると更に味わい深い。