カテゴリー別アーカイブ: 22番 北向山 不動院

不動尊の信仰をはじめた「きっかけ」を聞かれた。

先日、不動尊の信仰をはじめた「きっかけ」を聞かれたので、自宅に近い北向山 不動院で考えてみた。

日々の仕事に追われ、寝たり起きたり食事をしたり、喜んだり怒ったり泣いたり笑ったりして一日が終わり、それを繰り返してやがて死ぬことを気づいたとき。

それに、人が言う言葉に愁声と歓声があることに気づいたときに、弱い自分というのは、はたしてどうすればよいのかと迷っていた。

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不動院の洗心井

近畿三十六不動尊の中で、小生が気に入っている名水の内、常に上位に入りますのが洗心井であります。
北向不動さんの境内には、コンコンとわいている古井戸があります。

この古井戸は、「洗心井」と呼ばれています。
その石鉢に「洗心」という銘があり、「嘉永二年」の年号も刻まれております。
嘉永二年は西暦なら1849年ですから、157年前ですね。

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京都の北向不動

北向山不動院にお参りをさせていただくと、不謹慎な言い方ですけれど楽しくなる。
いつもの通り、本堂の北向不動さんにお参りをさせていただいた後には、本堂の周りに進む。
すると、「大聖歓喜天」「薬師如来」「役行者」「歯神地蔵」「火頭鳥素沙摩明王」「安産地蔵」「延命地蔵尊」「六体地蔵尊」「山王大権現」「陀枳尼天」がおられる。
滝の行場には、苔だらけになったお不動さんがおられ、流れ落ちている滝の水が、お不動さんの「不動の剣」のようにも見えます。

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