不動山「洞昌院」さんの境内には萩が多く、古来の名称「萩の寺」として現在も親しまれています。
ご存じの通り「萩」は、冬を越しますと、枯れてしまって無残な姿になってしまうけど、また芽を出してくるエネルギッシュさがあります。
長瀞の静けさがそのままの秋萩の中を進みますとはや本堂。
小生の前を進んでおられたご婦人の大きな話し声は、きっと、下の方から聞こえていたのでしょう、境内にあがられると直ぐ声をかけられておられました。
関東三十六不動の結願寺院は成田山であり、全国に8箇所の成田山別院がある事は、横浜の関東36不動尊霊場 第3番札所成田山 延命院へ巡拝した際のエントリーに書いたとおりである。
関東三十六の中には、3番、20番、今回の28番、そして本山の成田山が含まれているので、智山派(本山は京都の智積院)の影響力が大きいと言えよう。
さて、今回の巡拝寺院「関東三十六不動尊霊場 第28番札所の「成田山川越別院本行院」は、江戸時代末に「石川照温師」によって開創されている。
師は幼少よりさまざまな困難に逢われ、両眼を失明してしまい前途の希望をうしない、ついに自殺を計る事、三度におよんだものの、それは果たされず「己を捨てる事が出来なかったのは神佛が己を見捨て給わぬ為」と成田山新勝寺で断食の行に入ります。この行で見えなかった両眼に変化が現れ、満願までに平愈。
そして不動尊の偉大なる加持力と大慈悲への感謝から天保13年、39歳のとき成田山の貫首「照阿上人」の元へ出家得度され、諸国を巡られたあと成田山の御本尊不動明王のご分霊を安置している。
関東三十六不動尊霊場。2007年の6月6日に発願してからだから、ああ大変だ3年近くあいちまったが、鴻巣市へ行く用事もあり埼玉県の周辺霊場を目指す事にした。
まずは埼玉県加須市の代30番札所。総願寺。向かいの駐車場に車を止めて、まず目に留まるのは金色の山門。何か書いてあったが読む気になれず、そのまま朱印所へ向かう
すると、朱印場は、閉ざされておりチャイムを鳴らさせて頂くと、40代の女性が出てこられた。ご朱印をとお願いすると、はい、と、お立ちになったまま片手で朱印軸を受け取られ、そのまま戸を閉められてた。何かお声かけがあるとマズイのでと憶測し表で待っている間、蚊に二箇所も刺さされ(笑)、5分ほど待ったろうか、またも玄関の高いところから、立ったままで朱印軸をお渡し頂いたので、押し頂きました。
実に思いつきの発想なので途中めげそうになるだろう、だから自分のコミットを記しておこう。
要するに、近畿三十六不動の霊場すべての寺院にある「お守り」を、ウェブページで紹介しようという魂胆だ。
おそらくは連休中に写真撮影などしてまわるのだから、渋滞もしているだろうが、決めてしまったのだ、頑張ってやろうと思う。
いつかも書いたが、霊場巡拝を9日間で達成する方法例にも書いたとおり、9日間は要するわけですから、おそらく連休ですべてというわけにはならないだろうな。そう思う。
さて、ここに記したのは、よろしければご一緒しませんか?との近畿三十六不動尊巡礼へのおさそいも兼ねております。宜しければ本当にお気軽にご連絡下さい。メアドはsetokeiichiro@gmail.com(@は半角に修正して下さい)車で行きます。
色いろの春が到来したら数回は行く機会があるのだけど、皆さん気ぜわしいのだろうとこちらからのお誘いも、今年は控えていたせいもある。
大好きな花見も、3月末に行った花見のみであって、それ以降は出張続き。じっと花を愛でる事など出来なかったように思う。
そんな中、近畿三十六不動尊霊場会 第12番 安岡寺を訪れた。
ここは少し小高い山の上にあって、なんとなく桜が残っているように思えたからだ。もちろんお不動さんへのお参りのため、そして今回はもう一つ理由がある。
「近畿三十六不動尊霊場会」の巡礼システム「携帯巡礼」の提供を準備しているからによる。
すでに、近畿三十六不動尊霊場会公式ホームページにてご案内させていただいたとおり、平成21年4月1日より一部霊場が変更になります。
実相院、そして同聚院と思い出深く、様々なご縁を頂けた御寺院だけに、感慨深くも新たな霊場としての三千院さんや中山寺さんは、個人的にも過去から素晴らしいご縁を頂けている御寺院。
ウェブを担当させていただいている小生と致しまして、近畿三十六不動尊霊場巡拝のご縁を少しでも拡げさせていただける様、気を引き締めてまいりたいと思うところです。
近畿三十六不動尊霊場会 公式ホームページのGoogleマップで表示されない、旧住所を変更しました。
Google Mapで検索できる/できないで判断してる感じです。
過去の住所と変更点を残しておくために、こちらにエントリーしておきます。
近畿三十六不動尊霊場26番札所の無動寺明王堂を、はじめてたずねたとき、そそくさと帰ったのを覚えている。しんと静まりかえった辺りのただならぬ気配に、目的を問われているよう咎められた。
そんな気がしたからだ。
先日の不動尊霊場法要。
集合時間の10時よりずいぶん早く到着。実は8時過ぎに着いておりまして、近くの八大さんなどお参りしたり付近を徘徊wしておりました。
そして、小一時間。曼殊院は昨夜からの冷え込み、もうすっかりと紅葉の盛り。