カテゴリー別アーカイブ: 季節

恭賀新年

謹んで新年のお祝いを申し上げます

昨年は何かとお世話になりまして、有り難うございました。

おかげさまで良き新年を迎えることができました。

本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

平成23年 元旦

瀬戸 啓一朗 九拝

祇園祭をウォーキングするためのガイド本1冊

雨の中はじまった祇園祭鉾立
これから来週の火曜日に行われる祇園祭の巡行まで祇園祭一色だ。

だが、その祇園祭に行っても何をすればいいのか判らないという方も多いのでは?

僕も「何しに行くのかようワカラン」と思っていたので、大きな事も言えないけど、今回は僕は何しに行くか。

祇園祭は好きだけど、人混みが大嫌いなので敬遠してきたのです。
実は宵山なんて、中学校の時と高校の時に一度、どうしてもってので行ったように思う、その程度です。

ところがとても良い本「京都祇園祭手帳」 style=を見つけた。

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丸石

先日よりの台風が影響していて、風も強く吹きます。
すると、気温も下がるわけでもう一枚羽織っておこう、と服装に変化も現れてまいりますと、食べ物の趣向も、温かいものを求めたりするようになってくるので、我ながら不思議に思うのですが、今夜それの最たるものが目に付きました。

この食べ物というのは、随分と小さな頃から目にしたり、口にしてきたものであって、かといって、その殆どは、冷たいものを頂いた記憶の方がはるかに多い。

だから、温かいものが欲しいこの季節に、目に付くというのは本当はおかしいのだけど、何だろうか、温かいものとして身体が理解しているようで反応する。
秋の季節を感じ始めた頃に反応し始めるもの、それがこれ「やきいも」の赤い提灯です。

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食べ物の秋に思うこと

先日の「このブログの在り方」以来ブログと日記の差というものが全くわからないのですけれど、何とか今日も日記らしくなりますようチャレンジです。

さて、今日は外にしばらくおり、そう汗ばむわけでもなく夏の終わりを感じておりました。素足になって足をつけてみますと鴨川の流れはいつもよりたくましくて、すでに夏の終わりではない水の冷たさを誇っていたのです。

また、街路樹には何らかの実も見え隠れし、何より蝉が鳴く仕事を終えたのか、どこからもその声は聞こえないものですから、なんだか少し寂しくなり、樹の多いところへ移動してみたり。

しかし、やはり蝉の声は聞こえずじまい。
まだ衣替えの準備も出来ていないというのに、今日のように激しい変化を目にしますと、季節が変化していても対応出来ていないと言うあせりも湧いてまいります。

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京都の六地蔵巡り

京都市内を歩いていると、大小の通りが縦横に交差しております。そんな中でも車一台がようやく通れるくらいの通り道が交差する交差点。これは「辻」と呼ばれておりますけれど、この辻や路地の奥あたりに地蔵菩薩さんの祠が本当に多い。

おしょらいさんの送り火から1週間が経ったのでしょうか。昨夜はもうそのお地蔵さんの周りに大人やら、子どもがゴザを広げて地蔵盆をされておりました。

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おしょらいさん

因幡薬師の平等寺さんにお精霊さんを迎える施餓鬼立てが出されていたのは6日頃だったろうか。

お盆の時期。よそさんの小生には発音が難しい「おしょらいさん」。京都の人がこう呼ぶ精霊はこの頃から家に戻ってくるとされています。

13日は白玉の迎え団子、14日は、ちらし寿司とおはぎ、15日は白蒸しのおこわ。
京都の人ほど手間暇は掛けていないようですが、小生の家ではそれぞれお仏壇にお供えします。

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還幸祭

祇園祭といえば、山鉾巡航が有名ですが、今日は還幸祭。
祇園祭の締めというべき儀式で、子供たちの衣装行列と、御輿が京都の町を回って、八坂神社の方へ帰っていくという儀式です。

馬に乗った久世駒形稚児神宝行列に続いて、中御座、東御座、西御座の各神輿が順に御旅所を出発して次のような順序で進む。

中御座 午後5時00分発輿
御旅所(17:00)−四条通を西−寺町通を南−高辻通を西−烏丸通を北−四条通を西−大宮通を北−御池通を西−JR二条駅前−千本通を南−三条通を東− 御供社での祭典(19:45−20:20)−三条通を東−寺町通を南−四条通を東−東大路通を南−神幸通を東−本社(21:30)

氏子区域内の三条通り、大宮通り、四条通り、寺町通りなどを「ほいと、ほいと」のかけ声と共に練り歩くわけだ。

写真午後6時51分。(昨年は6時46分)
四条大宮交差点で神輿を高く上げて揺さぶる「差し上げ」。

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太刀魚

祇園町でご接待の前に食事をする。
そんな時はひとり「串政」さんでお食事をする機会が多い。

ここで出されるお料理は、「串」以外にも美味しいものが多いためだ。

今なら、鱧料理。「落とし」や「焼き霜」は本当に巧くこしらえてくれる。これも美味いけれど、焼き魚も大変に良いあんばいと焼き加減でもってお出しいただける。

たとえば、写真の太刀魚なんてのがポンと出てくるわけです。
無言ですが、初夏の食べ物は、鱧や穴子、鰻だけじゃないよと教えられている。そんな大将の気配りもあるのです。


MagicTableの喜多充氏に、この店をご紹介していただいてから、もう2年。
いつも我々には、少し良いものや凝ったものをお出しいただけるが、今回のは正に「太い刀」のよう。

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山鉾巡行の穴場

朝のウォーキングの際、四条通り北側の歩道にビニールシートを敷き詰めている家族がおられた。

四人家族のご主人は、ビデオを一所懸命にセッティング、奥様もカメラ位置を三脚に乗せて準備しておられる。
お子様の手にはNINTENDO DS。スーパーマリオに夢中、もう一人のお子さんはビニール傘の下で熟睡。(足が見える)
それもそうだ、まだ6時にもなっていない。


確かに、この位置ならアングルも良い感じのような気もする。

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宵山の朝

昨日の宵々山では、大きな音の雷と凄まじい雨の音に驚きました。
ちょうど、お客様とお店の中におりましたので、濡れなかったのですが相当な雨量であったように思います。
どこか近くに避雷したようでもあり、ズドーンと地響きもしておりました。

一夜明けた今朝のウォーキング。
三条大橋にさしかかった際、鴨川を見ますと大増水。
その雨量に驚いておりましたところ、川岸で白い鳥が川を見つめています。


川魚を狙っているのは直ぐにわかりました。

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