カテゴリー別アーカイブ: 中華

京都のホテルで食べる中国料理

スターウッド系列となり5年目を迎えるウェスティン都ホテル京都。

このホテルに先日旨い中華がオープンした。
ただし、ウェスティンなら全店同時にオープンしている様子。

“四川料理の父”陳建民の味を受け継ぐ、都ホテルズ&リゾーツの中国料理「四川」。
現在、建民氏の愛弟子である橋本暁一(シェラトン都ホテル東京)、楊幸一(四日市都ホテル)、尹東成(シェラトン都ホテル大阪)、の三料理長が腕を振るっていますが、さらに本年4月以降、「岐阜都ホテル」「ウェスティン都ホテル京都」「新・都ホテル」に、次々と「四川」が誕生。
装いも新たに、「四川」の味をご提供いたします。

そこで今回は馴染みの京都というわけだ。

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体にやさしい中国料理 菜

まず、あまから手帖のコメントにこうあるからご紹介したい。

京都の向日町にある薬膳料理のお店。薬膳といえども気軽に毎日でもいただける、美味しくて身体に優しいデイリーユースの健康中華。

確かに、どのお料理にも刺激的スパイスなどが使われておらず、また且つ香りも立っていないからむしろ素材の香りがするほど。

それに料理に含まれている金針菜や枸杞子、それに白きくらげ等いずれも沢山入っていて、どれも新鮮感がある。面白いのは湯葉巻の湯葉なんて上海のお寺で食べるのと同じ味だったところ。

しかしトータルバランスで考えると、違和感を受け始めてくる。
お店の内装や、料理がもられる可愛い器、それにもられた料理は確かに美しく端正でいかにも香港や上海で出されそうな”色合い”でテーブルに運ばれる。
しかし、このお店のテーマ「体にやさしい中国料理」と時間が経つほど全く空回りしはじめてくるのだ。

もちろん、立地的な問題もあろうとも思われる。
阪急東向日町駅とJR向日町駅を結ぶ通りに面してあるから、人通りや車の交通量も多くって、上品な内装や、女性マスターのお気づかいで満たされたオブジェなどのセッティングが妙に空回りする。

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中国四川料理 如意 joy

小生が現地で食べた中華系といえば北京に上海、香港や台湾、内モンゴルとなるが四川には行ったことがない、だからおよそ想像に頼っているわけだけど、麺をタレに絡めて食べるのが担々麺の本流とするならば一番近しい担々麺であろうと思われる。

伏見稲荷は御膳谷の西川所長も大絶賛の如意(joy)。西川所長のお薦めメニューはトンポーローなんだけど、今回は麺。四川料理的の麺といえば担々麺、これです。

さて、この担々麺。最初から最後までタレが麺の一本一本にからみます。コテコテしていないから上品な味わいを最後まで感じさせてくれるのです。

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中国工房 華錦

菅原道真ゆかりの長岡天満宮のある長岡京市。
阪急長岡天神から、歩くこと6分。西国街道と山陰街道を古来からつないでいるバイパス、『物集女街道』沿いにこの店はある。(もずめ街道と読みます)
ただし良く探さないと通り沿いなのに目立たない場所にあるから判らない。隠れ家のようにあるのがこの店です。
店に入ると、まず、壁に張り出されたメニューの数に驚かれることだろう。
常連さんから出されるアイデアを取り入れて出来上がったという料理も多いのだけれど、久々に訪れた私も驚いた。メニューに以前はなかった、北京料理のレパートリーも並び始めていて、お聞きするとやはりリクエストからとか、北京ダックなども大変お手軽値段で用意されいるのです。
つまりこちらのマスターは、まことに柔軟な発想の持ち主のマスター。こんなことが出来ますか?と問い合わせてみても、出来るよと軽やかに応じてくれる技量と才能を持ったお方というわけです。

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広東料理 糸仙

京都の花街は、祗園甲部、祗園東、島原、先斗町、宮川町、そしてこの上七軒の6ヶ所。
路地を入ってそのまた奥にこのお店はあります。
暖簾がなあるから判りますが、無ければ普通の町家です。

その暖簾を上げて玄関の扉をあけますと、目の前に一段上がったお座敷とカウンターがあり、厨房の方から、ご主人の内海さんの振るお鍋の音、包丁を動かす音が聞こえて食欲が湧いてきます。

このお店のオープンは、昭和50年代と近くの人は言います。
足繁く通っていたのは昭和60年代、歴史を感じます。

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