カテゴリー別アーカイブ: コウノトリ但馬空港

まち歩きが楽しい生野銀山

先日、信用調査のついでに、朝来市の生野鉱山に立ち寄った。

開杭1200年を誇るこの銀山は、町の歴史も古く『銀山旧記』という古文書の慶長5年(1600)のくだりに「谷の狭いところへ、京都・大坂から商人が集まり、寸分の土地を争い軒を連ねて居住し、すべて板葺き・瓦葺きで、藁葺きなどなかった」と記されている。

周辺は、江戸時代に隆盛を誇った太盛山をはじめ、数々の鉱脈が開発され、鉱山に従事する人々が移り住み、急速に繁栄したという。

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出石お城まつり

豊岡駅からバスにゆられて出石に到着。ブラリ歩くと平成19年度第37回「出石お城まつり」の会場。
ちょうど出石高校吹奏楽部の演奏がはじまった。
さながら 映画スウィングガールズのワンシーンを思い起こさせる熱気あふれる楽しい演奏は、ちょうど去年のあの頃を思い出していた。
感傷にふけっていると、演奏が終わって聴衆の大歓声と拍手。そして元気の良い司会者、堀川妙子さんの声が耳に入ってきた。

城下町仮装や棒振りの体験、子ども大名行列への案内だ。

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コウノトリ但馬空港と豊岡周辺

どうだろうか、降りられるのだろうか。
そう少し不安に思う事が多い空港、これが但馬空港だ。

飛行機が降下を始めるととても分厚い霧がある。それに、伊丹空港から但馬空港へのJAC2321便の使用機材SAAB340BはJALの中でも小さい方から二番目。離陸はまだしも、着陸の時というのは何とも言えぬ振動を感じる。

着陸の際、「ガシャーン」という高音が機内が響き渡る。「Q400」や「CRJ-200」の場合はそうでもない「ズーン」と低音なので個人的にはまだ安心なんだけど、はじめての時このガシャーンに横揺れが加わったものだから随分ドッキリした事を思い出す。

それからも数回搭乗しているが、時折はこいつを巧く、そして滑らかに着陸させる機長さんもいる。
きっと繊細で且つ義務感のあふれている方なのだろう、そんな時はとても安心したフライトでむしろ離発着も含めて快適である。

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