探偵が依頼者も対象者も大喜びするような状態を考えてはまずいのか?少しずつの損、三方一両損で済むなら万々歳じゃないかなぁ。小生は案外と真面目にこの仕事をとおして幸せな家族をつくりたい、幸せ家族が増える事を願っている。
しかし、どうしても依頼者本位で考えねばならん、依頼者の意向に沿わねばならぬ。そのための依頼、当然至極だ。だから今回のように理不尽なご依頼であれば、理不尽であると伝えてみる。その上で変化がなければ、少し助言もしてみる。だが今回は変わらなかった。
だから、あらためて依頼者と、対象者が受けるだろう感情を受け止めている。しょせんは他人事、呑んだり寝たりすると消え失せる事が大半なんだけど、今回のはきつい。それで、いま「生まれ来る子供たちのために」を聞いていて、戻れない、もう戻れない、頼るもの、何もない、あの頃へ帰りたい、と歌詞は言う。
ろくな夜じゃない。寝てしまおう、寝てしまおう。あした起きたら別の日だ。