ここは、京都の北山通り。
大きな通りから入ると、もうそれは京都ではなくって、蕎麦の国になるのであります。
実は、タバコをやめてから、一番最初に味わいたかった店がここの蕎麦なのですけれど、その理由は、以前より薄い感じがしていた「つゆ」が本当に薄いのかどうか、これを確かめたかったわけです。
変な理由なのですが、もしもここのおツユにコクでもあるのなら、これはこれで大変なのです。
さて、日によって、蕎麦粉の産地が変わるこのお店、本日いただきましたのは、北海道産の「ざるそば」と、福井産の荒挽き「田舎そば」です。
そして、いよいよこのツユにも再開です。
そして、「つゆ」は薄かった。
ところが、その薄い「つゆ」の向こうに、今までに感じなかった蕎麦の香りがやってきた。
蕎麦は写真ではわかりにくいのだけれど、薄い緑がかかっていて、蕎麦を吸い込んだり、口の中で味わったりしていると、そばの香りと甘味で思考停止してしまうが、やがて「つゆ」があらわれて、ゆっくりと蕎麦屋に来ていることを思い出させてくれたのでした。
こちらのお店。
駐車場は隣接して3台分ありますが、満車でも前にパーキングもありますので大丈夫です。
さらに、はじめて行かれるとき、時間が午後2時を過ぎることなら電話をして、蕎麦があるかどうか聞くべきでしょう。観光シーズンなど特に売り切れている可能性が高いです。
徒歩ですと、北山通りから入ります。
舗装された、都会のアスファルトを抜けると田舎へタイムスリップしたような気持ち。
つかの間のことですが、ガレージからでもそうされると更に趣が出ます。
角に、アジアンティストのショップがありますので、その角を北へ右側です。
じん六
京都市北区上賀茂桜町67
075-711-6494
11:45 15:00(14:00までは保証でそれ以降は無くなり次第閉まります)
月第4火曜 祝日営業翌日休