毎年行われている、文化財特別拝観(主催:財団法人 京都古文化保存協会)では荷田春満旧宅と御茶屋などが公開されていました。
伏見稲荷大社の、大鳥居を越え楼門をくぐりますと、まず右側に見えてくるのが荷田春満旧宅、その奥が御茶屋への入口となる門です。
荷田春満(かだのあずままろ)は江戸時代前期の国学者で、実際に国学の研究にはげんでいた家が現在も伏見稲荷の境内に残されていております。
中に入りましても生活感が感じられず質素な感じも致します。食事や寝起きのための別当があった為でしょうか。
荷田春満旧宅と同時に特別公開されているのは御茶屋。
御茶屋と言いましても京都の花街の「お茶屋」ではなく、伏見稲荷大社を訪れた来賓をもてなすような、今で言うと迎賓館のような場所かとおもわれます。
こちらは、先ほどの荷田春満旧宅とはガラリと雰囲気もうって変わり、国の重要文化財にも指定されている建物と庭園はの贅沢なつくりです。
写真でも判りますように、萌えあがるような新緑の歩いてとても心地よい庭でした。
御茶屋、また荷田春満旧宅の内部写真が他にあります。
御用があればご連絡下さい、こちらから写真をメールで送信する用意があります。