夫婦関係の破綻から安定へ

奇しくも先日の21日と申しますと、小生の結婚記念日でありまして、相変わらずの・・・。
いえ多くは語りません。24年目の記念日であったわけですけれど、どうぞ気ままにご想像下され。

さて、前回記しておりますレールというのは、電車のレールの事でありまして、やはり通過駅や停車駅、目的駅や、ご自身が乗車される駅や降車される駅というのもあります。

勿論お乗りになる列車のスピードにも差がございましょう、各駅停車や急行、リニアモーターカーにはレールがありませんけれど、スピードの例えにはこれもよろしいでしょう。

ここまでの間、小生の結婚記念日を跨ぎまして、夫婦の破綻について記してみましたけれど、小生の24年などというのも、このリニアモーターカーに乗せられて着いた駅も判らないと言ったことでは困ります。

しかし、今日も、夫婦の一方からご相談をお受けするのです。
それは様々なアプローチで、新たな価値観を想像していただけるよう、努力する時間でした。

本日、お話をお聴きさせ頂いたクライアントと小生が共有できた価値観。
これは成果がありましたので、ここに記しておきます。

1,まず相手への思いやりをもって気づかえばお互いに明るい生活を送ることが出来るという事への認識
レールを敷いている事やレールに乗っけてしまっている事が分かりあえるだけでも明るい生活が求められます。
2,思いやりや気遣いも程が過ぎると互いに甘えあうような関係となったり、また、この程度のことはして貰っても当たり前と節度を忘れると、また不仲な関係となる可能性もある事への認識。
乗車する電車のスピードこそ夫婦に必要な取り決めごと、これは合わせることが出来る時間を作ることでも再確認することが出来るのです。乗り換えることも出来るのが夫婦なのです。
3,思いやりと節度の関係こそが人間関係の基本であるという事。
降車してみたい駅や、その駅の風景を話し合うことも節度ある思いやりの原点に戻ることが出来るアクションである。

つまりは夫婦こそ「和而不同・和而不流」の関係であるべきということなのです。

これこそが夫婦の破綻を予防する最大の極意であると小生は考えておりますけれど、多くの価値観同士が、時には鍔迫り合いを、あるいは同調し合う夫婦はやはりご縁でこそ、またの機会にこの様なことにも、また記させて頂きたいと思うわけです。

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