件の先生について、「田七人参を詰める先生がいてねえ」などと人にお伝えいたしますと、ほとんどの方は紹介して欲しいというが、完全否定する人もいるから、やはり価値観というやつは人それぞれである。
さて、先日も記しましたけれど、夫婦間において互いの個性や価値観を無視して、自分を相手に押しつけるような事を求めたりすると、時には表面化せずに蓄積されたとしても、いつかはこれらを原因としで大変なもつれ合いとなってしまうような事があります。
これら鬱積された感情をもとにして、夫婦の一方から相手を見ると目に付かなかった事にも苛立ちを覚えたりするのも理解できるところでしょう。
たとえば、言葉遣いや声の抑揚、ものの置き方から歩き方、話し出されるタイミングやきっかけなど様々なことに批判的になるようなレールとなっている事もある。
これは言うまでもない破綻へのレールなのであるけど、そうと気づかずに引き続けているレールの上には、案の定、同じく気づいていないご主人がいたりするから、時折話しを聞いていて良かったとおもえる。
夫婦で暮らす中では、相手に対する思いやりと自分に対する節度が大切なのです。
夫婦が、お互いの人格を尊重しつつ、お互いに節度と思いやりをもって協力し合い、一つの力として行動する事こそが大切なのです。
ひとつの力として行動することこそが、等と言葉で記すのは簡単なのです。
しかし、愛し合っていた頃には現れなかった、もしくは現れていても気づかない「痘痕も靨」期間の新婚さんの時期とは違い、互いの価値観にはズレや違いが生じている夫婦に、こんなことをお伝えしても理解して頂けるはずもないワケです。