十四の心について書き留めておこう。
「聴」と1分くらいかけて丁寧に板書されたのを今でもハッキリ覚えている。つづいて「耳」「十」「四」「一」「心」という字にかけて記されて、「十四の心を一つにして耳で聴く」と言われた。(「聴」の字は、「十」「四」「心」だが、この時に書いたのは「四」と「心」の間に「一」が挿入)
その時以来も、武田信孝先生にお教え頂いたり傾聴訓練などで使うようになったり。
- 感謝する美しい心で受容する
- 暖かい共感する心で共感する
- 好意を持って聴く
- 興味を示して聴く
- 楽しい思いで聴く
- 深心の意味を聴く
- 拈華微笑阿吽の息で聴く
- 感応道交安息の心で聴く
- 解衣推食ので心で聴く
- 塗炭之苦を聴く
- 侮辱や苦しみを広く深く明るい心で受け止めよう。
- 毎日毎日の事を真心で労って受け止めよう。
- 最善の禅譲放伐を聴こう
- 不立 文字
聴くことの原点は、相手を愛する事に徹する。これ以外で良いかではなくて徹底して全身全霊で聞くと言うことが大切なのであります。