まず店名の「ダリ・K」は、インドネシア語で、「〜から」という意味の「ダリ」。
これと(慶一さんのKかと思ったがそうではなく)カカオの産地である「インドネシア・スラウェシ島」が、ローマ字の「K」に見える事にちなんだこのお店、まずは吉野さんがすごい。
吉野さんは、慶応大学在学中に、シンガポールに留学。そこで隣国インドネシアから出稼ぎに来ている労働者をみて、心の火がついて京都大学の大学院で東南アジアを研究されます。
その後、外資系の投資銀行などでアナリストをしている際、カカオ豆の商品相場を手がけられているとき「利益を上げているのは投資家だけで、生産者の暮らしは変わっていない」との疑問を持ち退職をされ、上質なチョコレート作りがはじまった。
しかし、肝心のカカオ農家は、商社など中間業者に豆を安く買われる傾向があります。
それで彼はバナナの葉っぱでカカオを包んで発酵させる方法を身につけ、今年の1月から現地の農家に教え、独自のルートと良質なカカオ豆を流通確保に成功した。
だからカカオ豆をそのままローストしたナッツがあります。
(日本ではここだけです。それにお店に行けば、これのお茶が飲めます)
小生、これを食べてから書いているのですが、豆自体で美味しいと感じられ涙がぽろりくるほど。
カカオの本当の美味しさ手に入れられるのは、まさにこのお店だけではないか!と。
ご縁が御座いましたらどうぞ行かれてみてください、超オススメです!!
・Dari K(ダリ・ケイ)さんのホームページ
京都、三条通商店街にある「ダリ・K」
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