人が一生のうちで呑めるお酒の量ってどのくらいなんだろうか。
出張先でのいろんな酒場や、もちろん自宅から半径20キロの範囲に入る酒場まで、いろんな酒の向こう側の物語を見つけて、いちいち感動させていただけた。
現実に何升の酒を呑んだろうか、すごくアバウトな試算だけど1日に2合は呑んできたのだから、(2合×365日=730合)×35年。はて何リッターになろうか。いや計算まではやめておこう。
そんな中、いろんな味に出会わせていただいた。そして様々なお店の大将に影響を頂いた。
これは本当にこの探偵という仕事をさせて頂いたからでしょうな。
酔っ払いの御三家にも金子社長にも、そして宮本さんや寺岡さんにも出会えなかったわけですから、本当に感謝しているのです。
ときに、あなたが飲みに出られたとき、一種類だけぐっと飲む?それとも、いろんな種類をやるのだろうか?
小生は、店にある美味そうなのを順にやるのが好きだで、それも片っ端から、もしくは美味そうなものを、一種類しこたま飲るので、銘柄にはほとんど記憶がない。
どちらかなら、あそこで呑んで美味かったウィスキー、あそこの日本酒の冷えたの程度で、やはり酒なんぞは酔えば良いや程度、そのお店に置いてある酒のストック具合に応じて飲み続ける、それも撃沈するまでなので、1日に1升や2升というのもあったのだから、先ほどの試算はすでにおかしいな。
ところが、酒の呑み方に変化が現れてきた。
この要因には、いくつか、また様々なご意見もございましょうが、あるときから、まことに温和で、かつまたどこか重厚で知的な語り口であると人に言われるようになってきたわけです。(笑)