僕は昼のアル・カミーノが好きだ。
店の中の空気がにぎやかで、何もかもぴかぴかに光っていて、石窯の薪が燃えている。
だから余計ににぎやかに感じて心地よい。
それに食べ物もうまい。
「イタリアの人らしい方」は、いつも窯の中を見ていてピザをパタパタ確かめている。
均等な焼き加減を求めてるのだろう、最初にだされるフォカッチャはシンプルだけど、美味い塩がきいて最初一品目ですでに素晴らしい。
さて、今回はこの店で隠し撮った写真の説明をする。
まずは、その「イタリアの人らしい方」。ちょうど窯の中を30秒ほど凝視しながら、窯の中にあるピザの位置を細やかに動かしているところ。そこにお客さんが来て「イラッシャイマセ」とシャイに言われた瞬間だ。
慌てて撮った写真だ。おまけに料理の説明もメモすら出来なかった。だから記憶の範囲でベスト3だけを記しておく。
まず、No1は左手前の水牛のチーズ、No2は右のホタテ、そして写真に見えないが皮付きの有機人参がNo3だ。スゴクうまかったのだから、その他野菜やハムも然り。
イタリアンの事だから、僕なんてどうのこうのかけたもんじゃないんだけど、どうだろう、ここ数週間でパスタをクチにしたのは10軒程度かな、これが一番美味く感じたよ。
だいたいね、もちろん座る場所にもよるけれど、目の前で「イタリアの人らしい方」が、クルクル、クルクルって空中でピザの生地を広げるアレをやるんだ。
やっぱり見ていて楽しいよ。そして広げられたピザ生地に、具材とかハーブとかのせて行って…、この段階でますますお腹が減るよね。
焼き窯の中にシュートされたピザってのは、凝視されたり細やかに動かされたりして、およそ何分だろう……、そうそ、わすれていた。
ここのすべての従業員さんが、その何というか愛想が良いんだ。
きっと冒頭に書いた「店の中の空気がにぎやかで」と感じるのは、店員さんありきの事だろう、
適度な距離で話しかけてくれたり、飲み物をサーブしてくれたりで…・
そして、繊細さと厳格な作業の中で焼き上げられたピザが、自分の前で花開く。もうこれは一気食いが良いに決まってる。
そしてデザート。
これの説明も受けたが、すっかり食い気に走りすぎ、ただアイスが秋味であったこと、奧のケーキの味がはじめてで斬新であった事、食べ飽きていたはずのブドウが美味くて、カップの中の生チョコと、男二人でガツガツ「美味い美味い」とブツブツ言いながら食べた。いや稚拙な表現で申し訳ない。
「こいつも美味い」。ワインの種類も豊富だ、いつかがぶ飲みしてやろうとか企んでいたりもしておりまして。
この薪窯のお店「ピッツェリア アル カミーノ」さん、来月の12月8日火曜日に1周年。
ますます楽しみな、僕の大好きなピッツエリアの住所や営業時間は次の通り。
AL CAMINO
〒604-8804京都市中京区壬生車庫前坊城ビル1F
075-823-2626
11:30 14:00
18:00 22:00
定休日は、月曜と火曜日の昼
こんにちは。大宮のブログを読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです