近畿三十六不動尊霊場巡礼26番札所【無動寺明王堂】

近畿三十六不動尊霊場26番札所の無動寺明王堂を、はじめてたずねたとき、そそくさと帰ったのを覚えている。しんと静まりかえった辺りのただならぬ気配に、目的を問われているよう咎められた。

そんな気がしたからだ。

そして日をあけず三度目。11時すこし前に、お堂に入らせ頂いたとき、「お護摩のあと直ぐに帰らなければならないですか」と小僧さんに聞かれた。

食事をとりそのあとでお話しをさせて頂くことが出来るという。

よろこび二つ返事でお願いした。それが、4年前。不動尊信仰をはじめて2年目のころだった。

第48代千日回峰行者の上原行照大阿闍梨がこの無動寺を去られ、12月1日から、滋賀県近江八幡市白王町の伊崎寺に入られる。

昨日、ここ暫くのご無沙汰も、無動寺からご連絡により参詣がかなった。

ずいぶんお歳を召されたであろうと、思ってお目通りが叶ったが、ますますその風貌たるや、穏やかで柔和、しかし生きた不動明王としての峻厳なお姿が時折その眼光からはなたれる。

その席で、上原行照大阿闍梨の数珠を掛けさせて頂けた。お許しを得て写真におさめさせて頂いたのが、この写真であり、いまiPhoneの待ち受け画面として使用させて頂いている。小生にご縁あって不動尊霊場巡拝をされた方、またはされている方。よろしければご利用下さい、(右クリックで保存が出来るはずです)

先日の興奮冷めやらぬので、朝のバタバタした時間に書けた。

普段よりさらにまとまり無い記事となった。お許し願いたい。

また、現在も近畿三十六不動尊霊場巡礼参加者を募集している。

よろしければ、お声かけ頂きたい。今日28日はお不動さんの縁日、これを見られたなら何かのご縁があるかもしれない。

恭敬禮拝する者は

その左右を離れず

影の形に随うが如くに護りて

長寿の益を獲得せしむ

ー 不動経 ー

いよいよ来月は納め不動。あっという間の一年です。どれ一つと満足に出来ないままにやり残したことの多い年です。ま、今に始まったことではありませんが………。

あ、そうそ。ご連絡は次のメールアドレスまでお願いします〜setokeiichiroアットgmail.com)。

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