家庭外での男と女2

異性が出会い、その関係が進展する場所として、最もポピュラーなのは「職場」です。

異性関係を意識する事なく、職務という名目の上、男女間で人間関係が継続する場ですので、ごく自然に相互理解が深まります。

その過程で、互いに男性や女性としての魅力を感じ、既婚者でも不貞関係に陥るのです。

こちらもはじめの項目と同じく、昔に比べ男性と知り合う機会が多くなるといった点が要因となっています。

三つ目の項目は、昨今の女性・男性共に感じられる、性質の変化です。

かつて「女は3歩後ろを歩いて…」などという言葉があったように、夫婦間において、夫は亭主関白、妻は黙って従う、といった図式がありました。

しかし昨今では、女性の社会進出や男女同権の尊重により、女性も意見を言いやすい、主張を通しやすい風潮が高まっています。

また、男性は良い意味でも悪い意味でも「優しい人」が増え、争い事を嫌う防衛型の性格を持つようになりました。

そのため、妻が我が儘とも言える主張を繰り返し、夫は不満に思いながらもたしなめる事ができない…そのような夫婦関係が多くなっています。

「浮気は妻の甲斐性」くらいの言葉が出てもおかしくない時代だと思います。

このように、夫側から浮気を疑われ妻を調査した実例として、以下のケースがあります。

【調査依頼者】 夫(36歳 会社員)

【調査対象者】 妻(34歳 主婦)

【調査目的】 不貞関係の判明、夫婦関係の改善

【調査依頼に至る経緯】
出来ちゃった結婚により娘を授かった夫婦。妻は新婚当初から、娘を自身の親に預けて遊びに出かけるなどの行動が目立ったが、最低限の主婦業はこなしていたため、夫も黙認していた。結婚生活が3年目に差し掛かった頃、妻はほぼ毎日、仕事を終えて帰宅した夫に娘の面倒を見させ、夜9時には車に乗って外出し、帰宅するのは深夜2時頃となっていた。夫は妻の周辺に男性関係があるものと推察し、調査を依頼する事となった。

【調査結果】
妻は外出後、24時間営業の大手スーパー駐車場にて25歳位の男性を車に乗せ、一旦コンビニに立ち寄った後、ファッションホテルへ行く、といった行動が確認された。ホテルに4時間程滞在した後、再びスーパーの駐車場に戻り、男性を降車させ帰宅。男性は自身の保有車輌を同駐車場に停めており、そちらに乗車し帰宅した。連日の調査により、上記とほぼ同一の調査結果が複数回得られ、それを元に夫は妻と話し合いの場を持つ事となった。その後、双方の親を交えての話し合いに発展した。妻方の親は当初、娘の浮気については夫の勘違いと主張していた。しかし、調査結果を目の当たりにするとショックを受けた様子で、その後、妻に対して夫婦関係の改善を計るように言い聞かせた。浮気相手の男性は、定職につかず日中はパチンコ三昧の日々を送っている自堕落な男で、妻とはパチンコ店で知り合ったとの事。周囲の助言から妻も心を入れ替え、現在は子供を置いて出て行く事も無くなり、主婦業に邁進している様子。何とか夫婦生活を継続できる運びとなった。

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2008年9月17日 大阪さんゆクラブ 講演「家庭外での男と女」抜粋(相沢京子調査室 探偵部長 瀬戸啓一朗)

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