夫婦関係の破綻

時には夫婦の関係も虫歯になる。
これは、夫婦関係が悪くなっているような状態で、「夫婦げんか」から「夫婦関係の破綻」までを意味する。
夫婦のいざこざから離婚話までの範囲ならば虫歯ですよ、などと夫婦のいざこざを虫歯に例えるのはウチの中なら小生だけでクライアントにもそう説明する事が多い。

ご存じの通り虫歯というのは、放って置いても治らない。
歯医者で治療を受けない限り治らないものとされている。
そして、放置しておいても治らないという点で似ているのが夫婦関係だ。
虫歯は歯医者へ、夫婦関係の破綻なら小生の所属するオフィスへというわけだ。
行かなければ、虫歯も夫婦関係が改善されるような事はない。

さて、虫歯にも段階があるのだろう。
深刻な状況になっているのに我慢をしていたり、痛みを薬で抑えたり歯に穴が空いている段階なのかも知れない、それでも放っておく。
すると、その歯はいずれ抜き去られることになる。

破綻した夫婦関係も同じだ。深刻な状況になっているのに我慢をしたり、お酒や睡眠薬などに頼ったり心にぽっかりと穴どころか精神的な疾患に陥っているようなこともある。
そしてこれも放っておくと夫婦関係は破綻してしばらくすれば離婚となる。
夫婦関係でも虫歯のようになったなと感じたら、動くことが大切なのだ。
夫婦関係の破綻は、虫歯のようなものである。
「歯を抜く」事と「籍を抜く」事。これはシャレではない、どうしようもなくなった時という点が共通している。

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