Q400とSAABの「タイヤ」について

日本エアコミューター(JAC)のQ400とSAABは小型機。
先日の、羽田-松山ならQ400、*伊丹-但馬ならSAABが使用機材となる。
各空港では、タラップを使用して乗り降りするのだが、間近でみると、小さく感じることが多いものだ。
その飛行機のタイヤをみれば見た感じ、とても小さい。

Q400もSAABも、タイヤのサイズはそれぞれ違う。
きけば、必要最小限のサイズで、それぞれの飛行機のサイズに合った設計がされているとか。

それでは、飛行機と自動車のタイヤの違いはあるのだろうか。

これも聞くと、飛行機は、200km〜250kmのスピードで離発着するので、その負荷に耐える高圧タイヤを装着していて、高速で直線のみの走行を前提に設計されているタイヤだから、コーナーリング性能も重視している自動車のタイヤ設計とは根本的に違い、タイヤの空気圧も自動車が2kg〜3kgに対し、飛行機は10kg〜15kgと
かなり高圧、重さも自動車の1/3〜1/4と軽くて丈夫だそうだ。


メーカーは、ブリヂストン、横浜ゴム、ダンロップ、ミシュラン、グッドイヤーなどさまざま、自動車が2〜3年でタイヤ交換するのに対し、飛行機のタイヤは約1ヶ月で交換、毎日の飛行前と飛行後に整備士さんが外観点検と空気圧点検を行い、パイロットによる確認も行われているとの事。

大型機よりも、これら機材を多く利用するボクにとって、この安全は誠に有り難く、見た目が小さく、離発着の振動をモロに受けて吸収すらしているタイヤにも感謝だ。

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