不動尊霊場会法要でとれた良い写真

不動明王は密教のほとけであるので、青・黄・赤・白・黒の五色に配せられていることがおおい。
赤不動や、黄不動、目黒不動、目白不動尊などは、その例だ。

その中にあって、青色は方位に配されれば、中央となる。
五大に配せられると、大日如来の三味耶形である五輪塔婆の頂上の宝珠形となるように、青不動は五色の不動明王の中では中心、最上位となり不動明王の中の不動明王という地位を占める。

ここ青連院の青不動明王画像は、誠にこの青不動明王の性格にふさわしい威厳と荘厳さがあって、前から落ち着けて和める故に好きな寺院です。
青蓮院は、正しくは、青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)といいい、通称、旧粟田御所と呼ばれている。
宗派は天台宗です。

さて、今回の近畿三十六不動尊霊場会、法要、及び総会懇親会は、この青蓮院で執り行われました。

創建は延暦4年で、伝教大師が延暦寺を開かれた時の僧坊の一つとして青連坊を建立され、その12代、行玄大僧正の時、美福門院(藤原得子)の願いで京都に都の本坊を建て、青蓮院と改称せられている。

今回の法要は、前述の青不動の前で護摩がたかれたのであるが、この中に良いと思われる写真があったので、少し前(2008年5月22日)のことであるが、エントリーにすることにした。

当日の青蓮院は、梅雨前でもあり、緑が生い茂っていて、とても過ごしやすい日。
参加者は、御寺院と先達をあわせ100名程度でした。

青不動前の舞台は、このために広くしていただけたとの事で、大人数でもゆったり座れ、青不動前で行われた法要の途中に厳修された護摩は、青不動前というのも初めてでとても有りがたく受けさせていただけたのでした。

さて、今回のエントリーをする気になったのは、この写真の為によります。


なかなかの写真だと思うのですが、いかがでしょうか。
この様なタイミングで護摩の様子をとることはあまりなく、また、火の上がりかたもとても良いと思うのです。
またこのような写真を撮ることができれば、このブログでも紹介させていただきたく思うわけです。

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