「川崎大師」として有名な寺院は、関東三十六不動尊巡礼の7番札所。
正式名称は、「平間寺(へいげんじ)」であり、別名「厄除け大師」としても、お正月の初詣でだけでなくて、年間を通した参詣者で賑わっている。
小生が訪れたときは、まだお正月ムードのなかであり、名物の「飴切り」の勇ましい包丁の音が賑やかで心地よい。
トコトコトントン…オヤジさんの口上とともに長く伸ばした白い飴を包丁で切る音。これがなんともリズミカルで楽しいから見入っていると、前の手慣れた店員さんに呼び込まれ、すっかり良いお客さん(大量買い)になってしまった。
そして、まことにおおきな、楼門をくぐれば広い境内。
真言宗智山派といえば、京都の智積院が本山であるが、同等の広さに壮大さを感じます。
そしてお目当てのお不動さんは、不動堂におられます。
その迫力たるや、圧巻。
成田山の御分躰にひざまずき、暫くの間は、巡礼に行けぬ事。そして、秋口には再開することを誓い、参拝客で賑やかな境内をあとにした。