京都におまねきする側として、お泊まり頂いた翌朝はお宿の食事をおとり頂くとしてもですね、お昼ごはんをどうするか。
これは、その都度に悩むところでありました。
やはり、お越し頂いてるわけですから、それなりの素材や味を求めますが、また昼も高級なところとなれば、かえってお気づかいをされる方もおられる。
なので、「リーズナブル」で「コストパフォーマンス」の高いお店〜、とさがしていたのです。
しかし京都じゃ、このあたりがホント難しいところ。
「そこそこ」のお店でも3千円から3万円くらいと、あるにはあるが主旨が違ってくる。
いやしかしありました。
今日は、その点で胸を張ってご紹介できるお店のご紹介です。
寿し 割烹 十両さんです。
小生、お店をこのお店ではじめて食べたとき、「リーズナブル」、そんな言葉を思い出した。
この値段でこの味わいとクオリティはサプライズ!ここにお連れすると、ほとんどそのように絶賛されます。
まず次の写真「よこわの造り定食」をごらんあそばせ。
朝の市場で時季に合わせて産地が変わるが、この通り鮮度抜群。
今回は擂った山芋と添えられるが、付け合わせも季節によって京野菜など一番のものが添えられます。
小鉢はメインの料理によって味つけの異なる自家製のちりめん山椒が用意されていて、お母さんの漬ける、しば漬けと白瓜はクセになります。
(今日のご飯はお芋さんと炊きあげて、自然味タップリ甘さが広がっております。)
今の季節なら、鱧のおとし定食もいいですね。
旨味のある皮の歯ごたえといい、梅肉といい抜群の状態で出されます。
それにこの量!もろに鱧一本分の量です。
ちなみに小生が先日手に入れた鱧は、明石産で850円。これでも随分破格だったから、この鱧定食のコストパフォーマンスたるや最たるものでしょう。
それに、今ならカンパチも良い。
十両
京都市左京区聖護院山王町42
075-771-1170