花街の街並みも美しい宮川町、かわ波さんの西側といえば判る方も多いのではないか。
ビストロだけれど京都らしいと感じるのは、店名と周囲の風景にある。
例えばお天気の良い日など、予約を入れてちょっとしたお散歩、ちょうどお昼くらいにつくように鴨川を歩く。
今の季節なら、鴨川沿いの桜並木も満開を迎えていて、団栗橋や松原通りやあたりは特に絵になる。
スポンタネの意味は、フランス語の素直や優しさといった意味、京都弁でこれを「はんなり」とされたなら、お味もさることながら、とても心地いい。
さて、本日は雨でしたから散歩の先というわけにはまいりませんでしたので、車で向かいます。
コインパーキングはお店の北側と南側にそれぞれ近くにあります。
12時前の入店だったので、すでに女性のお客さんで満席、予約を取っておいて良かったなどと思いながら席に着きます。そもそもこのお店5年前に出来たころから可憐すぎるつくりなのでいつもながら女性客が多い。
しかし、なんのなんの男同士でも、はたまたひとりでランチでも良いと思う。なぜなら、スタッフのサービスもきめ細やかなため、まさに安心(スポンタネ効果)して楽しんだ食事をとることが出来る。おすすめだ。
オーダーしたのはシェフのお任せコース。定番の村沢牛ステーキでは写真のフォンドボーにあわせてフキノトウのソースも楽しめました。外を見れば桜並木。場所は宮川町。京都らしさ溢れるアっと言う間のランチです。
鴨肉レバーの燻製
菜の花のクリームスープ
貝柱と黒米のリゾット
フォアグラのステーキほうれん草のソテー添え
元気いっぱいのお野菜と村沢牛のステーキ
このあとに、デザートに紅茶とつづきちょうど良い満腹感と満足感を得ることが出来ました。
(気づけば2時間経っていた。)
ビストロ スポンタネ
住所 京都市東山区宮川筋4-321-6 電話 075-541-5005
11:30からと13:30からの2部制でランチ、夜は17:30から21時頃まで。
カウンター4席、テーブル19席。
今の季節なら「京おどり」を観るというのも手、帰り道なら、宮川町を北にぬけて建仁寺や、祗園の戎さん、縄手通りから四条までぶらりとお散歩もたのしい。