今回は、あなたが引越をするとき、「盗聴器がないか」を依頼する予定のある方。
そんな貴方に知っておいて頂きたい方法を記す。
盗聴器を見つけてもらうサービスを頼んでるのに、そのサービスでは見つけられない事がある。
業者によっては広域帯受信機しか使用しないから、見つけたくとも見つけられないのだ。
おまけに今回記す様な、誰にでも出来る盗聴方法ですら発見できないのだ。
その方法とは次の3つだ。
1,録音機を仕掛けてみる。
インターネットでも購入できるボイスレコーダーなどをソファーやベッドの隙間などに仕掛けてみよう。経験の少ない引越業者の盗聴発見調査員では発見することなど出来ない。
調査が終わったら、あとで、引越業者に「これが録音できたのはどうしてか」と聞いてみましょう。
2,ビデオカメラを仕掛けてみよう
出来れば小型のビデオカメラが欲しいところ。ティッシュの箱や分厚い本のカバーなど、偽装して調査の状況が映るアングルで撮影してみよう。これも経験が少ないとることなど出来ません。
録画できたら、あとで引越業者に「これが録画できたのは何故か」聞いてみましょう。
3,携帯電話を使ってみよう
ケータイが盗聴器? 悪意があれば便利なツールも変貌にも紹介されていたとおり。
携帯電話にイヤホンマイクを取り付けて通話状態にすれば盗聴状態に。これもソファーやベッドの隙間からマイク部分に音が拾える状態にしよう。
勿論、貴方の協力者に外部で録音してもらう段取りをしておきましょう。
今までにご紹介した、これら3つの方法で疑似的な盗聴を行った場合、広域帯受信機と呼ばれる機材で発見することは残念ながら出来ません。
これらを発見するには、実際に取り付ける側の視点に立てる経験が必要なのです。
しかし、このような機材だけを使う盗聴器発見サービスは今もあります。
1の録音機は合い鍵やピッキングなどで部屋に侵入して取り替えていたり、2のビデオカメラは小型カメラを屋根裏に設置しているケース、3の携帯電話の場合は家庭電源を使って永久に使用されているとしても発見できないのです。更に3の携帯電話を使用しているケースは、携帯電話の標準機能にある「監視モード」など、盗撮カメラされているケースも多いのです。
ところが引越業者がサービスをはじめた頃から、この「監視モード」ひとつとっても調査の範囲には含められていないのです。
まして、AVコードを屋根裏や床下に通して、ビデオコーダーなど録画機器で隠し撮られていても判らない。
上記の写真にあるような器材一台を使用しているような業者が行ったサービスでは、アナログ盗聴器しか見つけられません。
こんなもの、ストーカーでも使用しません。
だから、もしもあなたがサービスを利用するなら、上記の方法を試して欲しい。
貴方が盗撮発見サービスの被害者となる予防のために。