京都では京都中央信用金庫で恒例の浴衣を着用しての営業もはじまり、いよいよと夏本番。
そんな中、きのう浴衣で散策したいという依頼者からの相談があった。
そこで、しばらく考えた。
京都をレンタル浴衣で歩きたいと思ったら、着てからどうするかを考えた方が良い。
着付けてからの移動時間が長いほど、汗をかいたり雨に打たれたり、着崩れしたり、おまけに化粧まで汗で流れるなんて事もある。
何故なら、京都はとんでもなく蒸し暑い。
その真っ盛りに、浴衣を着るのだから、ロケーションを考えたいわけだ。
そこで今回、まだ知られていそうでまだ穴場のお店を紹介したい。そう思った。
京都には浴衣をセットにした宿泊プランを提供しているホテルも多い。この中でお勧めはハートンホテル京都。
もともと、宿泊料金もリーズナブルで、オンシーズンでも予約が取れる穴場ホテルだから、今までにも随分と紹介してきた。
そこで、今回の浴衣。
問い合わせをすると土曜でもシングル宿泊料金+浴衣+帯+下駄で10,900円。
さっき電話して聞いたから、今もやってるナイスなプランだ。
ちなみに、祇園祭の宵山(7月16日)もダブルルームが空いていた。よければ直接問い合わせをしてみて欲しい。お勧めだ。
だが、依頼者に聞いたら泊まりはもう決めているという。
そこで、今回は「貴船荘」をお勧めした。
いっそのこと、貴船まで行きましょう、というわけだ。
京洛北 貴船荘 KIBUNESOU
075-741-2222
京都市内を浴衣で散策も良いけれど、貴船ならこの季節も天然クーラー。
時には肌寒さを感じるほどで、貴船神社も水祭りをやっている。
ちなみに去年の水祭りについては、このあたりで書いた。
それに、普段着でぶらっと行くことが出来、時間も短縮できる。
その流れは、ざっとこんな感じ。
予約をして貴船荘に到着。
受付に着いたなら、予約の名前を告げられると、浴衣や帯、下駄などを選んだら、着付けをしていただけるお部屋に通されます。
着替えは、着付けにてなれた仲居さんにより10分ほど。(巾着・腰紐2本・帯板・専用カバンも付きます)
あとは、川床でお食事をしたり、貴船神社へお参り、周辺への散策をして堪能した後、そのまま帰ることも出来るけど、貴船荘で着替えも可能。沢山収納できるカバンも付いていますから、その中にしまい込めます。
そして、帰りはパノラマ電車で。今の季節なら、緑色に包まれる。
現在使用しているプロフィール写真は今回ご一緒したときのもの。
明日から鉾立、いよいよ夏本番。今度はいつ行ける事やら、ああ楽しみだ。