先日受けた相談の余談。気になる話しを聞いた。
中学二年の娘さんが、パソコンに届いたメールを見て泣き出したというのだ。
その画面を見ると「このメールを、すぐ10人に送信しなければ、暴力団員が殺しに行く。アドレスは既に登録済みだ」という内容。
そこで、すぐ送信してきた子どもの母親に連絡をとったところ、その母親は「そんなメールを子どもが送っていたことはぜんぜん知らなかった」という返事をされたとの事。
いわゆるチェーンメールですな。
親のいるときでないとパソコンは使わせないルールを作っていて、私が気づいたから「送信する必要なんか無い」と言えたけど、子どもだけだったら送信したかも知れない。
親の知らない間に、わが子が悪質なチェーンメールの被害者だけではなく加害者になっていたかも知れないと、ゾッとしました」と言っていました。
人は、パニックになっているような時は、考えられなくなっている。
考えられなくなるような仕組みの中でも、安心出来ると感じたらこの様なメールでも送信するのだ。
「今から、インターネットにお前の裸の写真をばらまいてやる!」
「ばらまかれたくなければ、もう一度会え!」
これはよくあるストーカーの発言。
テープレコーダーに録音された声は、ドスのきいたものや男なのに金切り声で叫んでいるような奴など、声の質はいろいろであり、奴らが取る行動もそれぞれに違っている。
これらは、ストーカー対策調査をお受けした後にお渡しする、携帯電話用録音機に押さえられた証拠、デジタル録音なのでここに公開しても良いのだけれど、そういうわけにも行くまい。
これら電話ではなく、メールによって、文字で送りつけられると人によっては不安になるし、恐怖心に満たされもする。
メールによるネット詐欺やら犯罪を抑制するようなもの、これの仕組みを思いついたのでいまプログラムをお願いしている。
しょせん小生の思いつきではあるけれど、何か良いものが出来上がりそう。
完成が楽しみだ。