手打ち出雲蕎麦 八栄垣

ここの蕎麦は良く噛んで味わうのが美味い。

今日は先日記した、「京都蕎麦スタイル57」という書籍に関するエントリーに関しての追記と、この書籍で今回のお店を紹介できなかったのは当然だろうな、と思える事などを記してみます。

実はこのお店、もうオープンして4年目が間近なんだけど余り知られてないお店。(2004年7月25日オープン)
且つ今日現在もインターネットの検索にも出てこない店です。

それに、外からみても、また店の中に入っても、まったくもって普通のお宅のようで、まるで自宅にいるような雰囲気を感じられるお店。

蕎麦は冒頭に記したようにコシが強く、本当に真っ黒けの出雲そばを割子そばスタイルのままに出てくる。

使用しているそば粉は島根県で契約栽培したもの。
薬味の辛味大根や、鰹節、ネギ、海苔と、それぞれの旨味があるこだわり様です。

実は小生の蕎麦仲間内じゃ「八重垣」の名は随分前から評判になっていて、京都で出雲蕎麦なら、平安神宮の東側の阿国庵か、祗園の「八雲」、いや、やっぱり「八栄垣」だろうというわけです。

ところが、どういうわけか京都蕎麦スタイル57には掲載されなかった。どうしてだろうか?

その理由は、結局この書籍の著者だけが知る事実、小生には理解できないところだが、ひょっとしてこの著者。
インターネットで情報をとって、写真だけカメラマンに撮影させるため店に行かせ、それを整理して書籍にしただけではないのか?まさかな。

ただ、もしそうなら、この穴場が著者に見つけられなかったのも当然だろう、と腑にも落ちるし、店の選択基準にバラツキがあったりするのも理解できるのだけど、まあいいか…。

さて、このお店、車で行くなら大きな車はあきらめた方が良い。
店の前に一応駐車可能だが、クラウンサイズで頭が道路に出てしまう程のスペースだからだ。
(だけどどうしてもなら、北側にある大きな病院があります。)

お昼にはお得な定食もあります
手打ち出雲蕎麦 八栄垣
京都市西京区御陵山北山下町3番地
075-392-0830
火休
11:30 15:00
(夜の部は、3名様くらいから受付可能、旨い鍋やお酒もあります)

お店の名称は、やはり出雲らしく「出雲國神仏霊場第14番札所」八重垣神社から名付けられていて、これも出雲の蕎麦好きには興味深く、また、たまらないところでしょうな。

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