このカテゴリで記されるのは、小生の「全国一の宮」への参拝に関しての記録です。
江戸時代前期の神道家・橘 三喜は、延宝3年(1675)から元禄10年(1697)の、23年の歳月を費して全国の「一の宮」をはじめ諸寺社仏閣に参拝したといいます。またこれを「一宮巡詣記」全13巻に記したことから全国にこの「一の宮参り」が広まったとも言われております。その当時では、北海道や沖縄の神社は含まれておりませんでしたが、小生は由緒ある神社として新一宮も参拝させて頂きたく、正に北海道から沖縄まで「全国の旅」となりますが、やはりあくまでも出張のその先30km以内、これは守ろうと思っております。
ただこの参拝は、短期間に集中して巡礼のスタイルではありません。
小生が出張などでその土地にご縁のあった際、そこから半径30km以内で一の宮がある場合、また、時間に余裕がある場合に限り参拝させていたく主旨ですから、いつ全参拝を達成できるのかその予測も付かないところです。
小生、近畿地方内の一の宮神社にはほとんど巡拝させて頂いております。
しかしこの度、「全国一の宮 御朱印帳」を手に入れましたから、気持ちも新たに一から巡拝させて頂こうと考えており、計画段階の今でも、御朱印を集めてゆくことがとても楽しみなところ、というわけです。
さて、神社の御朱印は巡拝者の参拝に対して、御祭神が参拝の祈願や真心を表すことに与えられる御神印。
近畿はもちろんのこと、全国の一の宮に御鎮座する神々、天津神・国津神・八百万神に直接参拝できることを目指す事、この目標を新年に向けて立てることだけでも有り難く思います。
新年に向け、生きている喜びを感受させていただくため、また、自分自身も神仏のバランス良く巡拝させていただき、この度手に入れた「全国一の宮 御朱印帳」に御神印の数を少しずつでも増やし自らの充実感も高めさせていただきたく想うのです。
古代からわれわれの祖先が畏敬し、神聖な地として今日まで継承してきた清き地に身を置き、手を合わせ、拍手を打つ。
清く、明るく、素直な心、正常なる空間、時間を自然にすごすために。