このカテゴリ「ストーカー」について

最近デートDVといったストーカー規制法で扱えないのもあるが、一般的なストーかというたぐいのこれら実行する側は、実はそうするしか方法を思いつかなかったのであって、出来ればそんなことはしたくなかった、わけです。

このカテゴリにこれから書こうと思うことは、印象深かった案件が何らかの傷を負ったり負わそうとしていたり、またストーキングされるような要素をもった将来は被害者になる可能性のある方への警鐘となればと思う事例などで、我々がストーカーに専門的に対策する組織を立ち上げてからの15年に関することであります。

そもそも我々はご存じの通り、浮気調査のそれで喩えるとわかるように、殆どがその証拠を収集するようなことこであって、人を怪しむところから入るようなこと、これは無かったのです。
ところがこのストーカー対策を専門とする室を立ち上げてからの実際では、ストーカーの被害者から事情を聞き取り、司法警察官のように証拠蒐集をするための張り込みを行い、時には目の前でものを壊すような瞬間を発見した場合、取り抑えたりもしていた。
ゆえに怪我をさせてしまったことがあって、その際はこっぴどく警察に叱られるようなこともありました。

このカテゴリ「ストーカー」については、ストーカーと呼ばれる可能性がある人の為にも、また被害を受ける可能性のある人のためにも書くつもりでいる。

そもそも人間関係は「終わり」の時期を迎えるのも必然であろうから、その際にソフトであろうがハードであろうが、うまくランディングすべきである。そうしないから我々の仕事としてのストーカー案件は今現在も増える一方、往々にして言ったきり、伝えたきりで、それが一方的に投げられたまま、受けた側の感情処理が上手く行っていない。

つまり、本来終わりを迎えるとき、つまり着陸を試みたなら、上手く行っているか、はたまたいないかの判断をすべきであって、それが出来ないのなら弁護士に委任するか、もしもそれが大袈裟だというならば我々のような業者に依頼すべしだろうと思うのだ。

そうしない場合、時にはその相手に恨みを内在させてしまったり、もしくは露わにされるような事も考えられる。そしておおよその場合これを基本にして悲劇が起こってくる。ましてや言葉で傷つけたり、相手のプライドをずたずたにしておきながらも言った事すら覚えていない当事者、相手の身内親族など人格に関わるような事を指摘して別れを告げるような場合、大抵何らかの恨みが生じる。

よって我々のストーカー対策は、相手が精神的な攻撃を加えなければならなくなった理由を知ることから始める。

さてこの様な方法論は別の機会に記して行くとして、このカテゴリでは、恨みを覚えさせた方にも責任がある点を、その警鐘のために記そうと考えているのです。

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