何も伏せ字で記しているのではありません。
「めんや まるたけ」。こう呼ばれる屋号のこのお店は、お昼間の行列がある京都地裁の近くにあるラーメン店です。
魚介系のスープと、動物系のスープ、ふたつのスープをあわせる、いわゆるダブルスープに背脂、エビ油、ネギ油が浮いております。
写真でも判るように、一見、油っぽく思われるかもしれませんが、実はあっさりとしているのです。
そのハズだったのです。
店主の、若林さんをお見かけしない。
だからだろうか、明らかに味に変化があったように感じた。というのが率直な感想だ。
たしかに店におられる従業員4名のすべてそれぞれは一生懸命仕事をされていた。
だけど、以前の味からはあきらかな変化を感じたのです。
なぜだろうとラーメン鉢に顔を突っ込んでいて、ふと見上げ、厨房の奥を見てみると、背広を着た男性がいた。
ああ、そうか、とおもった。
店内に宣伝のために張り出されていた、梅田店うんぬん、
あの背広姿の男性は、チェーン化をされているためのスーパーバイザーであろう。
テレビで観たことがある、「ラーメン戦争」ってな番組を思い出してしまった。
だからだろうか、昼のラーメンスープなのに、今でも胃袋につかえてる。
チッキショウ、背脂じゃなく、ふつうの中華ソバを注文しておけばよかった。
京都市中京区竹屋町通堺町西入ル和久屋町101
075-213-1567
11:00〜20:00 月曜休み(祝日の場合は次の日)
カウンター13席
魚出し中華そば並(煮玉子入り)830円
背脂醤油ラーメン並730円
焼豚まぶしごはん250円ほか。 替え玉はない。