桃華林

実は小生、今猛烈に興味を抱いている食べ物があります。それはこのブログ内にカテゴリまでこしらえているチャンポンでありまして、実はもう調味料一切無ゼロで試作してみたり、長崎県からのルートを考えてたりしてロールプレイして楽しんでいるほどです。特に京都のお店では、以前長岡京市にあった「庭」など美味いチャンポン屋さんが閉店していたりする事もありますが、順に再訪して良いところを自分の店に活かそうと試行錯誤してわけです。

店づくりを如何にするかですが、第一のテーマは「一杯のチャンポンに含まれる具材の数」。

一般的なラーメンでは余り取ることが出来ない品数も、チャンポンならば一気に取ることが出来るためです。ラーメン店で出される一杯のラーメン鉢に、人参やキャベツ、白菜やピーマンなんてのは合わないような気もしますが、チャンポンなら文字通りなんでもOK。
それに合うスープと調理方法があるためです。

そして不可能と思えるような多くの品数も、小生のお店ではスープにすることで補うことを考えております。ですから、表面的にある具材以外にも舌で味わう具材から溶けだしている味がスープに溶けていて美味しい。

今のところ表面的な具材だけでも30〜33品目にしようと検討していて、三十三品目にする場合は西国三十三観音にもじって、その寺院あたりの名産なども取り込んで唐アクのチャンポン麺から少し饂飩仕立てにした麺とセットで販売してみたいなあと考えていたり、その時の名前は、「チャンメン」がいいなあとか楽しみが増えるばかりです。

さて、お店の紹介だというのに、またまた与太話を記してしまいました、ごめんなさい。

今回のエントリでご紹介する桃華林さんは京都市山科区にあるお店で、ずいぶん昔からあるお店です。
山科区と言えば、近畿三十六不動尊霊場23番札所醍醐山 上醍醐寺があり、その際にはおよそしも村さんにてお食事をとなりますが、24番札所の神遊山 岩屋寺さんの近くでとなれば少し悩みます。

大石神社の前に手打ち蕎麦屋さんがありますがオススメ出来ませんから、お客様となら車で「一休寿司」となります。

だけどお客様がざっくばらんな方なら3分歩いてこのお店「桃華林」です。
ここは高級中華料理店とは言えないけれど山科区民の舌を満足させてきた実績があります。

オススメの長崎ちゃんぽんや皿うどん以外のメニューも多く、お得な定食メニューも豊富で昼のご飯時なんて相席なんて当たり前の大盛況、席を譲り合っていただくのがここの常識です。

さて、お目当てのチャンポンですが、小生が「チャンポン屋」を開店する際に目指している「33品目」に一番近しい数なんです。
種類を一部記しますと、豚肉・イカ・カマボコ・ニンジン・白菜・キャベツ・インゲン・モヤシ・キクラゲ・タケノコ・ネギなどで恐らくは京都のチャンポンを出すお店の中ではここが一番具材が多いと思われるためです。

唐アクを使用したチャンポン麺は少し細めの麺である。
スープの味が充分に染み込んでいないから、麺自体の味が少し残って出されるので小生自身之はあまり好きではないが、スープ自体にコクを感じて来るから、そんなことはどうでも良くなってくるバランスだ。

桃華林
京都市山科区西野山中鳥井町60-6
075-501-1858
11:00 22:00
火休

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