海鮮チャンポン平戸

チャンまでは同じだけど、「日本酒とビールをチャンポン」と、「沖縄のゴーヤチャンプル」って何か似ている。韓国にもチャンポンって同じ発音のものがあったけど、同じように海鮮や野菜がたっぷり入っていて激辛だった。

そして、日本のちゃんぽん。こいつは長崎発祥の「ちゃんぽん」ですね。
栄養もばっちりで、豚肉・カマボコ・ゲソ・あさり等貝類・ねぎ・にんじん・玉ネギ・しいたけ・たけのこ・きくらげ・もやし・キャベツ・そして唐あく麺。ずばり、タンパク質・無機質・カロチン・ビタミン・炭水化物・脂肪といった栄養素がバッチリ含まれている食べ物。
だからこそ身体に良くって、エネルギー補給にも効くもの。それが日本のチャンポンなんだけど、語源ってあるのだろうか。

(海鮮ちゃんぽん)

チャンポンの語源は、福建語の「吃飯(シャポン/セッポンと発音)」という言葉だといわれている。「ご飯を食べる」という意味である。中華文化圏では、御飯を食べたか食べていないかは重大関心事であり、「ご飯食べたか?」は挨拶代わりに日常的に使われる言葉である。香港では親しくなると、挨拶は広東語で「シクチョーファンメイア?(ごはん、食べたか?)」と言う。誰も「こんにちは」に相当する「レイホゥ(ニイハオ)」という言葉は使わない。香港映画を見ていると、頻出するから嫌でも覚える。北京語では「チーファンラマ?」である。
-美味!長崎チャンポン たなべ (名古屋・錦3丁目)-より

このほかにも、ポルトガル語の「チャンポン」(混ぜる、混合するの意味)がなまったもの。
また、当時中国人を「チャン」と呼び、日本人の「ポン」とあわせてチャン+ポンと名付けたとかの語源説があるようですな。

日本のちゃんぽんというのは、明治時代に誕生している。
考えたのは「四海楼」のご主人で、その当時長崎にいた中国人留学生に安くて栄養のあるものをと、考案したメニューであると言うことです。

(貝が一杯のちゃんぽん)

さて、前置きが長くなったが、今回は特に美味いちゃんぽんが味わえるお店について記します。
店の名称は「海鮮チャンポン平戸」。1997年からこの地にあります。店名の平戸と言うのは長崎県の平戸市を指しているのです。

実は小生の母親の姉。その姉の長男の奥さんの実家のある場所。ゆえにその名を聞くと随分ひいき目にしてしまう土地の名前であるわけですが、ひいき目無しに「うまかばい」。


このお店「海鮮チャンポン平戸」さんは平戸市でペンションを営まれていて、京都のこの店に新鮮なちゃんぽん麺を初めとした食材を送っているのです。だからいつ食べても本場味をたもっておられるというわけです。
スープは鶏ガラと豚骨、昆布の味がしっかりとしている。
それに、豊富な野菜の種類からでた野菜自体の旨味や、海老、あさり、イカなどから出た出し汁が加わってあっさりだけどコクもある。楽しめる野菜の量もそうだが本格的チャンポン用の太麺唐アク麺で、柔らかめなのにモチモチした歯ごたえがあって楽しめる。

場所は、白川通り沿いにあって、北大路通りより南へ2筋目西側にあります。天下一品のラーメン店よりは南側、目印は「餃子の王将」。ここの南側になります。

「海鮮チャンポン平戸」
京都市左京区一乗寺塚本町106
075-721-8610
11:0014:30
17:00 22:00
月休

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