ここ「せんぼんぐらばー館」は、小生の高校生時代にはもう存在していて、近所に住んでいたご友達と共に入ったのがはじめて。
その頃からそのメニューの多さには随分驚いたのを覚えています。
定番だけでもずらりと揃ってる。
たとえば酢豚にチャーハン、八宝菜焼きめしなどは当たり前、他にも定食を初め満腹メニューがずらりといった具合です。
だから当時、食欲旺盛な時期には量を少し多めにしていただいていた記憶もあるのだけど、喉元過ぎれば熱さを忘れる、お世話になっていたのに長い間行かなかったのですね。
ところが、この仕事の関係で九州、それも本場の長崎でチャンポンを食べると目覚めた。
そう言えば千本のあの店にもあったなあと、今度食べてみよう。そして、京都で再度入ってみた。
もう僕の顔なんて覚えてくれてなかったけど、(そりゃそうだ体重差だけでも35キロほどある)、だまってたのんだ長崎チャンポン、それをあらたにこの店で食べた時この店に対する認識が改められた。
今までに頂いていた、中華メニューも全て美味かったのですが、そうではなかったのです。
この店で美味いのは「長崎チャンポン」何と言ってもこれがうまいのです間違いない。
野菜はニンジンにもやし、キャベツ。あとの具は、海老にイカに豚肉、竹輪がスープに合わされてゆきます。
そして、入れられるのが本場の麺。あのブットいチャンポン麺であります。
ただしここのは少し細いのですが唐アクを使用、良く味が染み込んでゆきます。
何と言ったらいいのだろう、白濁したスープの中に野菜のダシが溶け込んでいて、いかにも身体に良い感がでていて食べながら気持ちいいのです。これこそが、一般のラーメンとは違うちゃんぽん麺の味わい。
京都で食べられるチャンポンに目覚めたきっかけとも言える、それがこのお店のチャンポンなのです。
せんぼんぐらばー館
京都市上京区千本通笹屋町上る笹屋4丁目304-8
075-463-6868
11:45 14:00
17:00 21:30
土休