離婚しかないのか-その1)妊娠中の夫の浮気6

前回の続きです

協議離婚ほど簡単なものはないのです。

近くの役場に行き。たいてい市民課の窓口あたりに備えつけてある「離婚届用紙」に必要事項を記入
して戸籍係に提出すればおしまい。少し迷うことと言えば記入欄でしょうが、順に夫婦の署名と捺印、証人2名の署名と捺印、子ども未成年なら親権者を記すだけです。だから、調査など行わずにさえいれば、知らなければ協議離婚で夫婦関係の解消が出来たのです。

まあ何にしろ奥様は私たちに依頼をされて、相手との関係など全てを理解された、しかし子どものことを考えて色々と気を回されいるのでした。
それでは更に、今回も依頼者R子さんの例を喩えに記して行きます。

ところが、金銭的な問題、例えば生活費などについての話しなどを次の離婚種別についてR子さんから問いかけても返事など無い状態が続きます。さらに夫側は離婚をしたいとは言いつつも、単に女に呆けている馬鹿男にも見えぬ事もありません、また何よりも依頼者、つまり奥さんのR子さんの側は離婚を望んではいませんでした。

このように、夫婦の一方が離婚を望んでいるにも関わらず、相手がそれに応じないと言う場合、調停離婚の手続きという方法があります。
協議離婚以外の方法をR子さんに伝えたのです。

それが、今回の依頼者がとった手続き調停離婚でした。
繰り返しますが、夫婦間の話し合いではその問題の解決が得られないような場合、また、離婚についての話し合いで衝突したような場合は、協議離婚のように二人で離婚届に同時に署名して、といったわけには行かず、かといっていきなり裁判とおもっても、裁判所の側もいきなり裁判を受け付けるような事を致しません。

これは、いきなり法廷内で争うよりも、できれば当事者で、もしくは公的な第三者を交えて話し合いをして、出来たら穏やかに問題の解決をしてください。という裁判所の働きかけです。
ですから、まず家庭裁判所の調停をしましょうと言うことになるわけです。

裁判をする前に行う調停委員を交えた話し合い。
これは、家庭裁判所に出向いて備え付けの「夫婦関係事件調停申立書」に記入して提出することで得ることが出来る機会です。
裁判所の調停に立ち会って互いの言い分を聴いてくれ、かつ様々なアドバイスなどを行っていただける調停委員さんは、夫婦間互いの意思を尊重してくれて、夫婦間の合意を導き出すようにしていただけます。

「夫婦関係事件調停申立書」自体、ほぼチェック様式を入れると全て記入を終えることが出来ますが、申立ての趣旨の選択、「円満調整」と「夫婦関係解消」の、どちらを希望するか。

場所は、豆餅で有名な「出町ふたば」から少し北へ行ったところにある京都家庭裁判所。
ここの一階にある売店の前には少し堅いベンチがあるのですが、座ってから念のためもう一度だけ聞いてみた。

「この欄は夫婦関係、つまり婚姻の継続をするためか、離婚するための話し合いを希望するかを選択するようになっています。」「どちらにしますか?」と。

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