離婚しかないのか-その1)妊娠中の夫の浮気1

ひとつめの事例は、妊娠中に浮気をしていた夫の例となります。
先に要約しますと、「奥さんからの探偵調査の御依頼を実行したところ、女性関係が発覚した、しかしその後も奥さんの元に帰る事はなかった」という内容です。

依頼者は29歳の女性、結婚後もOLは続けていて現在は産休中です。
そしてこの夫は36歳。大手印刷会社に勤務中です。
この夫S郎と、依頼者のN子さんは、その社内で出会ってから1年に満たない交際の後に結婚、現在3年目です。そんな中の妊娠大事をとって早めの産休をとって、実家に帰られたというわけです。

しかし3年目の夫婦生活、依頼者のN子さんはご主人のS郎さんの事が気になります。

不自由なことはないか、また食事はしたかと心配になって自宅に電話をするのですね、これは当然のことでしょう。ところが、夫のS郎は電話に出ないのです。

最初の頃は、同僚とのみに行ったか、または残業かと思いつつも、それが度重なるものだから、携帯電話にかけてみても、留守番電話と言うことでしたので、そのころから何だかおかしいと、これはやはり女性の直感というものですがのちに見事に的中してゆきます。

そこでご依頼、担当は私がさせていただく事になります。
お話しをお聞きして、調査日は二日間でお受けしたのですが結果は初日で出ました。
会社から定時に出たS郎さん、あろう事か、まっすぐ自宅ではない、違う町のアパートの一室に入ります。そしてそこが同じ会社の女性宅であることも後に判ったのでした。

さて、依頼者への報告のタイミングなどについての苦労話は今回は別といたしますが、依頼者のN子さんが無事女の子を出産されますと、一旦は報告を終了させていただきました。そして夫婦の生活基盤、つまり自宅に戻られるので。

実は、この様な場合。お帰りになるまでの時点で、私の方からご依頼主に確認を致しております。
今後、「これからどうしたいのか」、また、「もしも出来るならどうしたいのか」主にこの二点です。

この二点は大きな方針というか、およそのお気持ちに過ぎないのですけれど、やはり浮気関係を知った直後のことですから、だいたいは感情的な言動となっておられますから、初めから細やかにお聞きすると言うよりも、大まかな軸を把握させていただくところに、私としての目的があるためです。

これを先にお聞きせず、先に「今のお気持ちは(How do you feel)」なんてお聞きすれば、「今すぐに別れたい」「相手の女性をこらしめてやりたい」「相手の女性と別れさせて欲しい」といった攻撃的な感情が表に出てしまって、ご依頼主の精神衛生上の面でも好ましくないと言えるためです。

ところが今回の例ですと、妊娠中だけのことだと思うから、特に波風を立てる事なく様子を見てみるとのことでした。

出産のために私が実家に戻ったから、羽を伸ばしたかったのだろう。
だから、今回だけは許してあげる、黙って許して元の生活に戻すと仰るわけです。


ところで、この様なときというのは、本当に如何なものかと、自分自身で悩むのです。
私事なのですが、過去の経験などを一所懸命に思い出して、似ているものの例を含めて自分の頭の中をフル回転させるのです。これは胃が痛くなるほど集中しておりまして、この判断というのが私の腕の見せ所と言うべきところでもあるのです。

さて、これにて次回へ譲りたく思いますが、このカテゴリ「離婚しかないのか」では、このようなスタイルで事例を2回程度にわけて記して、その後にそれについてのワザ的なものを記す感じの3回を一回として記して行きたいと考えています。

なお、このカテゴリでは、離婚を思い留めていただいたり、また最善の方向に向かうためのヒントとなるように記せるものにしてゆきたく、その都度にご意見やご質問など頂ければと考えております。その際はどうぞコメント欄よりお気軽にお願いします。

それでは、今回はこれにて失礼致します。

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