サウナのスチームを含め、水を使わない温まり方を初めて経験したのは、神奈川県厚木市にあるほの香の湯というところ。
湯の種類には露天風呂や薬草風呂など豊富で、100畳ほどの大広間には畳が敷いてあり、更にその畳の下には、麦飯石が敷き詰めてあるらしくって、身体に良いイオンが出ているとのこと。
マイナスイオンといえば、滝の瀑布に近いところに出ている認識だったが、このお風呂でもそれが出ていると聞かされてそうなのかと納得し、皆さんと同じように寝転がっていると心地よい温熱が伝わってきた。
そしてその気持ちよさに目を閉じると眠りこけていた。
さてこれが4年ほど前でしたから、今のような岩盤浴ブームになることなど想像もしておりませんでした。
今では都内など、どこにでも目に付くほどの出店数です。
先日渋谷相談室の近くを歩いておりましたら、テナントビルの中にも岩盤浴がある。
それも内装など随分あか抜けていて、どのお店も癒しのムードに出来上がっております。
この厚木の岩盤浴の天然鉱石は麦飯石が用いられていたのですが、マイナスイオンはもとよりそこからは遠赤外線がふんだんに発せられていて、それは熱を加えられることでその効果が高まってくるようです。
効果とは発汗で、出る汗には体内の老廃物や内臓に溜まっていた重金属をも排出する効果があると言われている事でして、マイナスイオンというのはどうやって測定しているのだろうかなあと少し疑問に思いつつも自分の身体で体感しつつも吹き出る爽快な汗に納得しておった次第です。
この様に発汗に興味を持っているのには、問題をかかえる青少年と巡礼をする際に、先ほどの重金属のように体内に堆積されている人工的な何かを、身体から出させるためには汗を出すことが大切で、これを効果的に行うには、サウナなど身体を温めるような時間を持たせることで、そしてその生活リズムを一般的な状態に効果的であったためです。ここで、いきなり「問題をかかえる青少年と巡礼」と記しましても、以前に少しとある少女のこと書いているだけでご理解いただけないところですが、やはり発汗と良質の水分を補給するという繰り返しが功を奏するので、よりその理想に近い場所を探して知っておくことも私にとっては大切なことというわけです。
さて、最近通い詰めておりますのは『岩陶浴』。「がんとうよく」と読みます。
岩盤浴と原理は同じでなのですが、何となくマイナスイオンというわけではありません。数値でしっかりと確認できる測定器によると4000以上も出ているのです。滝壺の近くが300程度だからその数値には驚きです。それに、いくら汗をかいても汗くさくならない。これが岩盤浴との大きな違いで、これも恐らくマイナスイオン効果だと言うこと。
岩陶浴はラジウムなどの功績に炭素を用い、上質の土を混ぜ、マイナスイオンとプラスイオンのバランスを整えて焼き上げた陶板を用いる点に違いがあります。 – 店内の案内書より –
高島市今津町住吉の旧江若鉄道・近江今津駅舎が当時の外観を残して、岩陶浴私設としてopenして来月で一年目。
中に入れば、癒しの空間がひろがる。天然ラジウム入りの円形陶板(直径約13センチ)計430枚が3室に分けられてしかれている。それが全て温熱で温められている。お貸しいただける作務衣に着替えればそのまま寝ころんだり、座ったりして身体を温めるのです。
こことの出会いに関しては今回詳細を割愛するが、特にこちらとはご縁のところ。
京都で岩陶浴をという話しもあるためである。
この点について何か変化が有れば又の機会に記します。
癒しの温 岩陶浴 ありあけ 今津店
高島市今津町住吉2丁目6番地8
0740-24-7080
10:00 22:00