たこ

先程、仮眠室で目を覚まして外を見ると、京都の町を洗い流すようにして雷雨が降りそそいでおりました。

早朝のウォーキングの後、午前中は 生駒の聖天さん まで月参り。


お昼からご接待などありましたから、少々アルコールが入り、日が暮れてから少し横にならせていただいた、その寝起きです。

夕暮れ前、少しだけ雨は降っていたのですが、先ほどの雨量とは比べものにならぬほど、カミナリの音が大きく迫力があった分、見事な梅雨明け宣言だったかと思われます。
そして、梅雨から夏へ。いつの間にか、ついに素麺や冷麺など冷たい物がとりたい、そんな時期になってまいりました。

さて、この時期、メンもの以外でしたら何が食べとうなりますか?

小生の場合はタイトルの「たこ」なんです。

居酒屋さんでなら「たことキュウリの酢の物」、料理屋さんなら「たこときゅうりの梅風味和え」、とこの様な品書き。

自分でこしらえるときは、「タコのやわらか煮」。
塩でよく揉んで、足は大根でたたく。
頭を裏返しにして、スミの袋を破らないように取ってから水で洗う。
頭を元に戻したら、さらに大根でよく叩く。
そしてあとは味付け、ダシ・酒・みりん・砂糖・しょうゆを適量づつ、小生は小芋を一緒にたいたり、あとでショウガを少し入れます。

(参考写真:串政の炙り蛸)

ご存じの通り、たこは、低脂肪・低エネルギーのダイエット食材。
小生の食べ方ですと、よく茹でますから良質のタンパク質も増加するわけです。
ビタミンやミネラルは殆ど含まれていないのですが、今の季節にもってこい、タウリンがたっぷりと含まれているのです。

タウリンに関しては、言うまでもなく、コレステロール値や血圧を下げる効果、動脈硬化や脳卒中、心臓疾患と言った血管障害を予防改善する働きがあります。
お酒のアテとしても、アルコールの分解に良い働きをしてくれる。

もうひとつの食べ方は、「たこ焼き」。
足を大根で良く叩いてからぶつ切りにして焼き網で炙るのです。

これにダシ醤油をぶっかけまして、大根おろしをかぶせていただく。
新しいワサビがあったら、摺って添えておいていただきます。

豪快やけど、繊細な味もしまっせえ。

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