浮気することが出来るタイプと出来ないタイプ。の続き。

セクシーとは、身体の形状的な事がら感じるのではないといった事を前回、記しました。

女性の太ももとか胸元が露わになっている、というのはエロカワであって、セクシーのそれとは違うということです。

また、夫婦間には、夫から見た妻、妻から見た夫それぞれに、第三者のからの批評などを耳にするような事があればよい刺激になることも悪い刺激になることもある。

その様なことも記しました。

「時には娼婦のように…」を歌った黒沢年男さんではないけれど「エロカワ」も夫や妻を問わず夫婦の間には必要なのかもしれません。
しかし、夫婦も年輪を重ねてまいりますと、エロカワなどしようにも、どうしても行えない。
そうすると、もはやセクシーさを高めるしかないのです。

さらに、セクシーさというやつは、日々の経験などの年齢に応じた年輪にも左右してくるように思えます。
如何でしょう、小生にはそれは「フッと香るような何か」なので、文章にするのは難しいのですが、ピンと来るよりも、むしろ香るような何か、それがセクシーというものです。

例えが悪いですが、ご接待で、祗園のクラブなどで行くと、エロカワな女性は多いのですが、その方というのはおよそ不必要に男性に対して媚びてきたりします。
また、そのようなクラブには、「私は上品なお嬢様でございます」と気丈に繕っている方もおられるのでけれど、この方らからセクシーのそれを感じる事はありません。
むしろある程度のご年齢になったママにならまだ感じるセクシーさも、彼女たちには感じないのであります。

つまり、エロカワであったり、はたまた気取っていたりと、今日明日に繕った物では直ぐに本質が見えるのです。
セクシーさ以前の問題ですから、一時間もすると全くつまらなくなるのです。(だから好んでクラブには行かない)

やはり、なんでしょうか自分との戦いや自分を表現する事を日々努力しておられて、それに年輪が重なってくると、何でしょう、いぶし銀のような物がにじみ出てくる。
この時というのは、女性は勿論のこと男性にも大変な「セクシー」を感じるのです

さて本題の「浮気することが出来るタイプと出来ないタイプ」には、このセクシーさという物がたいへん重要なキーワードになってきます。

まず、第一の要件です。
それは、その対象者がセクシーであるか、無いか、この点です。

浮気をする事が出来るタイプとは、今までに記してきたような、あなたにとってのセクシーさが、相手にあるかどうかによるわけです。

つまり、あなたがその相手の事をセクシーだと感じるか、感じないかということです。
もし、その相手にセクシーさを感じるなら、相手は浮気することが出来て、感じないなら出来ない。

何だ、当たり前の事じゃないか。
だけど、そうですね、こう考えてもよろしい。ほぼ間違いないでしょう。

あなたが、その相手にセクシーさを感じているなら、必ず他の誰かもセクシーさを感じているのです。
だから、あなたが相手にそれを感じるなら、相手には浮気することが出来るレベルに達しているというわけです。

逆に、あなたが、その相手にセクシーさを感じていないのに、他の誰かがセクシーさを感じている可能性は、かなり少ないのです。
そうなると、その相手は、あなたにとって必要がないのかも知れません。
つまり、どうでもよい相手なのです。

その相手。
それは恋人でしょうか?どなたでしょうか?
もしもそうなら、なぜセクシーさを感じないのでしょうか。

小生が受け持つカウンセリングの中では、このように「配偶者の事などどうでもいい」夫婦のお話しをお聞きすることが多いのですが、大抵どこかでこのセクシーさといった事柄やイメージなど消え失せてしまっているのです。

そして、「その原因がご自身にあると考えたことはありませんか?」とお聞きするまでに、その背景や今までの諸事情、トラブルの件女性問題、浮気のことなど様々な事をお聞きするのです。

もしも、いま、おたがいにです。
セクシーさという人生の達人的魅力を身につけ直すことが夫婦の間で出来るなら、チャンスなのかもです。
夫婦の間で大切なのは、夫も妻も、妻も夫もそうなのです。
共にセクシーである事、もしくは有り続けることなのです。

もちろん、今の行動を行う上でも多くの選択があって、浮気することが出来るか出来ないかの二択の行動基準の決定権者は自分でしかありません。
こればかりは当事者の問題ですから、カウンセリングの範疇を越えるところでもあり、むしろ探偵調査の範囲と言えるでしょう。

もしも間に合うのならば、夫は、女性からモテる為に、また、妻は、男性からモテる為に、この「セクシー」というものを身につけなおす事です。
あなたは、相手のことを悪くいわれて喜ぶはずもないのです。
だから、あなたから輝くことによって相手も変わってくる事を信じ、もう一度ご自身から変わってゆけるのです。
そうすることによって、浮気することが出来るタイプであったとしても、それはもう相手に対する猜疑心ではありません。
心の底からの自信も、やがては二人の間にもう一度輝きはじめてくるのです。

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