夏にとりたいもの

本日は月参りの15日。いつものように稲荷山は御膳谷への参拝をさせていただきました。
出発したときはまだ涼しかったけれど、予報の最高気温36℃は的中。
オーバーな表現ではなく、往路で作務衣は汗でずぶ濡れ、復路ではもっていたタオルが重くって持てないほどでした。

その往路。御膳谷への参道に五辻という有名な辻がありますが、この手前から見る木々が何とも暑そうで。
持っていた水を少しだけ差し上げてみたりしてました。

そうすると、それに応えるように、写真の木々がわさわさと揺れており、何だか会話をしたように思ったのも、きっと暑さによるものだったかと、今頃になってそんなことを考えております。


さて、現実的な話し。
本日、そばを食べに行って、そばの種を頂きました。


そばの種というのは、手の平にあるもの。

最近サラダ用にと「蕎麦の芽」がスーパーの店頭に並んでいたので、自分で栽培してみたいなあと思っておりました。
だけど、あんまり「蕎麦のタネ」なんて街中で見かけません。

ところが、 蕎麦工房 膳 にはあった。
おいしい「おろしそば」と「もりそば」を2枚頂いたウシロを振り向くと、蕎麦の種があったのです。
それも、「どうぞお持ち帰り下さい」と書いてある。

物欲しそうに見ていたのを察してか、奥様にどうぞと勧められたものだから、遠慮無くいただいた、それも両手一杯分。

かくして、さっそく蕎麦を育て、いつもと違う蕎麦の楽しみ方をすることにチャレンジです。

まずは、育てるための準備。
栽培は2つのパターン。プランターを使う方法とティッシュの上で作る方法。

[プランターで育てる]
プランターを買いに行きました。
「蕎麦は痩せている土の方が良く育つ」との事ですから、土はそこいらのもので間に合わせた。
写真は、プランターに土を入れて、蕎麦のタネを並べたところ。
現在を土をかぶせてあります。


[ティッシュで育てる]
街中で頂戴できるポケットティッシュを、何らかの容器に敷いて水を湿らせます。
その上に、重ならないようにして蕎麦の種を並べる。


両方とも、室内の陽の光がよく当たる場所で育てる。
ティッシュの方は乾燥する前に水を足してやる必要がある。

聞いた話しでは、一週間以内には発芽して双葉の状態に食べることが出来る。
二週間ほどすれば炒め物なんかにも使えるようになるそうです。

まだ、芽も出ていないうちから何ですが、これも野菜ジュースに出来るようになれば、楽しみが増えるなあと思っております。

美味く芽が出るようでしたら、近日ご報告します。

5日後、芽生えてから双葉の状態になってきました。

7日後、3センチ程度になりました。

9日後、5センチ程度になりました。

一度ここで、全てを収穫。
お浸しにしていただきました。
蕎麦の香りはしませんが、青い香りの向こうに何となくですが、新たな蕎麦の命を感じたというと大げさなのでしょうね。
ご馳走様でした。

SpecialThanks:西尾さん

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