焼き鳥というのは、どちらかなら「塩」や「たれ」に依存している食べ物である。
それに、焼き鳥というのは、どちらかなら「けむり」の「匂い」や、焼き手の雰囲気などにも依存している食べ物である。
何となくそんな風に思っていたけれど、このお店では鶏の持ち味も発見した。
鶏の肉自体もとっても美味いのだ。
長時間にわたる、浮気調査の尾行や、張り込み。
そんな探偵調査の現場のあとで、先輩や後輩、同僚と一杯呑みかわすような場所は、たいてい焼鳥屋さんだったわけです。
そんな思いでが多い焼き鳥店。どのお店を最初に記すか、本当に悩むところです。
しかも、「焼き鳥・串焼き」のカテゴリまで作った上のことだ、慎重にせねばと思うわけです。
そして、決めました。
一店目は、「やきとり雷」です。
肉の旨味が活かされ、塩やタレ、けむりの匂い、そして焼き手の雰囲気が相乗されていて、店に座り続けている限り腹が減りつづけてしまう。
何度も記すけど、焼き鳥は「たて味」を楽しむ感じと理解しているのだけど、この店は鶏肉がうまい。
もともとの鶏肉の美味さに、大将の泉清久さんの腕前と最高の塩と最高のタレが加わるものだから、本当にたまらなく旨い。
それに、、京都に限らずどこでもそうだと思いますが日曜の夜に飲食をするとなると、結構大変ですね。
日曜ばかりは家族のところへと言うところから、京都でいうなら祗園なんてのは開いていないし、市場だってそもそもお休みだから開いているお店がない。
なのに、「やきとり雷」は、週の定休が火曜である。それに2時まで開店している。
最初はテイクアウトでのみ楽しんでいたのだけど、これを知ってからは、お店で楽しむことが多くなってきた。
それにしても日曜の昨日など、深夜2時過ぎまで満員御礼。
初めての京都ってクライアントとご一緒だったけど、白ワインと合わせて呑んでご満悦。
やはり、「やきとり雷」は、お薦めです。
やきとり雷
京都市中京区壬生相合町20075-841-3177
火曜定休