京都での生活

小生は四十五歳でありますから、あと五年も致しますと五十という年を予定では迎えることになっております。
おまけに長男はすでに二十歳を超えておって、お付き合いをしている女性もおります。

この長男は大学卒業後に大手不動産会社に入りまして、東京本社での研修終了後にこちらに戻ってきたわけですが、生活へのある程度の収入が見込めるようになると、結婚すると言った事を先日言っておりましたので、この二人に子どもを授かるようなこともあります。

すると、爺さんとなる可能性もあるわけですがこればかりは、まだ勘弁して欲しいのだけど、その時のためにも自分を維持管理しなければなあ、等と思うこともあります。

この様なことからでしょうか今年の節分、つまり2月3日をもって30年間吸い続けたタバコから離れ、早寝早起きをする生活に入り、おまけに酒に到っても晩酌程度となっております。
小生の過去を知っておられる方には信じられぬ事ですが、何だかきっと怖じけずいてきたのでしょう、健康などへの意識を今ごろになってから芽生えさせておりますのは、正直自分でも信じられないほどキモイです。大笑いです。

なので最近となると、禁煙などをむやみやたらに勧めては嫌われる様なこともあるのだけども、早寝早起きについては、禁煙とは関係なくオススメしたいのです。
この早寝早起きというのは、やればおどろくほど簡単なことなのです。
朝早く起きて、出来るだけ夜は早く眠るように心がけておりますと、周囲に変化が起こってまいります。
出会う人や、周りにいる人に変化が起こってくる。簡単に言うとまわりが「ツイてる人」ばかりになってくるのです。

それに、早く起きることで一日が長くなりますから、「新たな場所」や「新たな味覚」に触れたり味わったりする事も出来る。

確かに夜は楽しかった。
だけど、夜には「いつもの場所」か「いつもの味覚」しかない、つまりご飯を食べるか酒を呑むかくらいしかない。

ところが、昼間はすばらしい。
最近、四条大宮から二条城へのウォーキングをはじめたら、こいつがまたすこぶる調子が良い。
昼間には、京都の南座で歌舞伎を観ることも、誰かに電話をしてとてもお値打ちの寿司のランチがあると呼び出しても良い。

早朝にも楽しみがある。夜明け前にわざと出発をして、日が昇る方向、つまり四条通りを東の方向へ歩きはじめると、四条大橋あたりで日が昇ってくる。これは最高に楽しくって、何より新鮮な空気と新しいお天道様のエネルギーを身体全体に受けとることが出来る。

昼にやれることは無限にあるが、夜には無いのだ。

夜には出来て、昼に出来ないことというのは何だろう、落ち着いて仕事をする以外には小生のような場合は思いつかない。
ところが、夜出来ないことでも、昼間には出来ることが多いのです。

何を一生懸命になって書いているのかと、小生を知らない一般の方は思ってしまうのだけど、小生は夜の時間の使い方に自信があった人物ですから、全く逆転している昼間の時間使用法を追求している今、自分自身でも不思議に変化したんだから仕方ない。

この源泉は早寝早起きにあるようです。これは、絶煙してから自然に身に付いてきた生活のリズム。
だからこそ、京都での生活と彩りには、ますますと興味津々となっているのです。

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